日台IoT同盟 第四次産業革命は東アジアで爆発する

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201827

作品紹介・あらすじ

いま台湾は、日本の社会を劇的に変えた明治維新前夜、つまり幕末と似た状況にある。新しい総統の蔡英文とともに台湾は、未来に向かって動き始めた――「日台IoT同盟」というイノベーションを実現するために。
 日本の先端技術と台湾のセンサー技術が合体すれば、第四次産業革命は必ず成就する。18世紀の産業革命まで、つねに文明の風が東洋から西洋へと吹いていたように、日本と台湾という世界で最も親和性の高い民族が手と手を携え、新しい産業革命がアジアから発進する!

感想・レビュー・書評

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  • 李登輝総統のリーダー論は日本の「武士道」(新渡戸稲造)を踏まえたもの。
    日本が本家とも言えるが、コロナ対策の現状を踏まえると、今や台湾に学ばなければならない。李登輝氏の見識の高さは素晴らしい。現在の日本の政治家に比べる者はいない。残念ながら。何故か?
    アジア出身の世界のリーダーを亡くしました 合掌

    1.政治家=リーダーの役目は「何をなすか」であり、「権力」は手段
    2.信仰=自己を超越した存在を信じ、信念・使命感を持って実行 謙虚さ 
    3.天下為公 Publicたれ 私情は禁物 お友達人事は✖
    4.リアリティ 現場主義・現実主義 軍備は必要
    5.不断の勉強 未来のことについて勉強し続ける 
      Industry4.0(ドイツ) IOT 半導体 製造業→サービス業
    後藤新平を尊敬 
    イノベーションが本質 金融緩和政策ではない 浜田宏一教授とギャップ

  • 台湾人が書いた本
    日本の技術が欲しいのかと思った。

    ただ東日本大震災の話の中で民主党に
    殺意がわき、台湾のためにお金を集めて
    感謝の新聞広告を載せたという話に涙した

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著者プロフィール

1923年台湾生まれ。元台湾総統。農業経済学者。米国コーネル大学農業経済学博士。京都帝国大学農学部在学中、終戦のため学業半ばで帰台。台湾大学に編入し卒業。米国アイオワ州立大学大学院を経て、台湾大学教授。71年に国民党入党、72年行政院政務委員として入閣。台北市長、台湾省主席などを歴任。84年に蒋経国総統から副総統に指名される。88年蒋経国の死去にともない総統に昇格。96年台湾初の総統直接選挙で当選し第九代総統に就任。2000年任期満了で退任。07年第1回後藤新平賞受賞。20年7月30日死去、享年97。

「2021年 『人間の価値 李登輝の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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