- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062209335
作品紹介・あらすじ
多くの人にとって「剪定」はわかりにくくむずかしく、だからこそ本を買ってまで知りたい作業です。特に、実を成らせて収穫する果樹は、花を咲かせるとか邪魔な枝を整理するといった花木や庭木の剪定より、さらにわかりにくくなります。加えて、果樹には多くの樹種があり、樹種ごとに性質や剪定が異なるので、より複雑です。剪定の原理原則を理解し、さらには個別の果樹の特徴がわからないと、おいしい果実を収穫することはできません。
たとえば、花を観賞したいのであれば、多くの花が咲くように花芽を残します。しかし果樹では、花を咲かせすぎてそのほとんどに実が成ると、1つ1つの実が小さくなり、味がよくありません。果樹では、適正な花数になるような剪定が求められます。
そこで、果樹栽培のコツを整理し、「なぜか」をわかりやすく解説することで、本書を読むだけでだれにでも果樹栽培名人の道が開けます。
感想・レビュー・書評
-
果樹が庭にあるのですが、なかなか実を結ばない。
半ば諦めかけていた私。
この本は、実に詳しく果樹の性質を大きく二つに分けて、捉えやすく表されていて、いつもそばに置いておきたい1冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 果樹とはどんな植物?(果樹とはどんな植物をいうのですか?/果物と野菜の定義は何ですか? ほか)/2 実つきをよくするコツ(実つきが悪い場合には、まず何をすべきですか?/種子から育てた木に、果実がなりません ほか)/3 実つきをよくする剪定の基本(剪定は、なぜ必要なのでしょうか?/剪定は、いつ行ったらよいでしょうか? ほか)/4 果樹別実つきをよくする剪定などの作業のポイント(イチジクの剪定などの作業のポイントを教えてください/ウメの剪定などの作業のポイントを教えてください ほか) -
鉢植えの柚子が根詰まりしてるようなので、鉢は同じで根を一回り切り詰め、鉢に戻したいと思います。酢橘の方はあと1~2年は大丈夫なようです。剪定のコツもわかりやすく書いてあり、とても参考になりました。三輪正幸 著「果樹栽培」2018.11発行。