すぐそばの工芸

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 53
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210317

作品紹介・あらすじ

著者はみずから手を動かし、創作活動を行なっている作家。作り手としての経験に裏打ちされた文章で、生活工芸――私たちの暮らしによりそう器について考えています。
また、「写し」や「作品、その背景」など、三谷さんが考える生活工芸を構成する要素について、他の作家たちと語り合う対談も収録。現在のうつわブームの底に流れる作家たちの想いをすくいとります。

感想・レビュー・書評

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  • いろんな作家さんとの対談もあるから、こんなふうに考えて作品が生み出されているんだなと思った。
    絵付けがなかったり、カラフルじゃない作品も今後は手に取っていきたいな。

    読みながら、自分がどういうふうに生きていきたいのかも考えられた。
    シンプルで人の温もりが感じられて、長く使えるものに囲まれて、暮らしていきたいんだ。

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著者プロフィール

三谷龍二/みたにりゅうじ
木工デザイナー。1981年に長野県松本市に工房ペルソナスタジオを開設。ふだん使いの木のうつわやカトラリーなどが人気で、全国で個展を多数開催している。2011年には自身のうつわを常設する店、「10センチ」を松本にオープン。

立体作品も手がけており、伊坂幸太郎『オー! ファーザー』『重力ピエロ』、翻訳作品『朗読者』などの表紙に携わる。
松本の一大工芸イベント、「クラフトフェアまつもと」「工芸の五月」にも発足当初から携わっている。著書に『遠くの町と手としごと』(アノニマスタジオ/2009)、『三谷龍二の10センチ』(PHP研究所/2012)、『「生活工芸」の時代』(新潮社/2014)ほか。

「2015年 『日々の道具帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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