レッツがおつかい

  • 講談社
3.70
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本棚登録 : 152
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210669

作品紹介・あらすじ

ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版となって3か月連続刊行!
シリーズ3巻目の「レッツがおつかい」には、初回限定特典として「レッツシール」を封入!!

レッツは 五さい。
とうさんと かあさんと テレビを 見ていた。
「あんなに、小さいのに、えらいねえ」
かあさんが 言った。
「いっしょうけんめいなのが、かわいいね」
とうさんが 言った。
テレビには 年少さんみたいな 子どもが 二人 いた。
黄色いのと 赤いの。
黄色いのが クリーニングやで ふくを わたしていた。
(本文より)

徹底して子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品たちが、この夏、新装版となって刊行されます。

3巻目の「レッツがおつかい」で描かれているのは、5歳のレッツが、ちっちゃな子がおつかいしているテレビをみて、じぶんだってひとりでおつかいくらいできると、ないしょでおでかけするお話。ぜひ、お楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • レッツくんのおつかい。
    大人目線での良かれと思うことも子ども目線だとそうではないかも。子どもからの見え方を感じられて良い。

  • 感化されて、勝手におつかいに行って、勝手に迷子に変身して忙しいレッツくん。親目線で読むとはらはらするし、レッツくん目線で読むと大冒険な感じで面白かった。

  • 2年から。大人からみても子どもから見ても共感できる作品。共感から同じように考える時間が持てるところが⭕️。

  • まだ小さい頃からお遣いをしているので凄いと思ったでやんす

  • この本は、レッツがはじめておつかいに出る話で、と中にいろんな物や生き物に出会うことになり、おもしろいお話です。

  • 子ども目線!

  • わざと小生意気に書いてる?きもい。

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著者プロフィール

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、「レッツ」シリーズ、『ハルとカナ』『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(以上、講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

「2023年 『あした、弁当を作る。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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