竹取物語・伊勢物語 (少年少女古典文学館)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062508025

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  • 4-06-250802-8
    Cコード 不明(カバーが無かったため?)
    竹取物語・伊勢物語
    1991年10月16日
    著者 北杜夫・俵万知
    竹取物語 著者:北杜夫 さし絵画家:伊勢英子 解説:後藤祥子
    伊勢物語 著者:俵万知 さし絵画家:林精一

    竹取物語 解説より
    いつ頃作られた物かははっきりしていない 平安時代の前半、急性期の終わりころでは無いか?(源氏物語より先)
    実在の特定人物は出てこない。
    ------------
    自分の知っているそれと変わらないモノだった。(ちょっと安心)
    文学作品としての「竹取物語」より先に、昔話として「かぐや姫」とであっていて、他の昔話は結末や登場人物が増えたり減ったり変わったりしているものも多くあったけれどもこの物語は自分の記憶と同じ展開だった。文字で残るものと口承伝達の違いなのかな・・。



    伊勢物語 
    短歌 5・7・5・7・7の31音の定型詩を現代語にしたもの。
    著者の俵万知女史は高校の古文の先生だった。
    伊勢物語は125の歌からなり、恋の見本帳だという。

    解説より
    日本の文学の種類として和歌と物語があり
    和歌は文学の発生から奈良時代までに万葉集
    平安時代には古今和歌集
    神話・伝承を受け継ぐ平安時代に竹取物語 源氏物語などがある。
    藤原業平という実在の人物のものがいくつか含まれ、イメージをたどるように尾ひれがついたもの。(愛と美の理念としてのみやびを展開したもの)

    ------
    伊勢物語 今まで手にした事は無く、万葉集や古今和歌集も授業でこういう意味ですと教えてもらった程度。習慣などは現代と違うけれども年頃の頃ならもっと楽しめたかもねw

  • 非常に読みやすく理解できる。教科書のようだ。(2013/5/23)

  • もっと詳しいのを読みたいと思う。
    できれば古文で。

  • 小学生の時に親に買ってもらって私の運命を決めた1冊。
    今私が高校で古典を教えているのは12歳の時にこの本に出会ったから。

  • 伊勢物語の余りのつまらなさに驚嘆した覚えがある。伊勢物語の良さを子供に示すのは無謀なことなんでしょうね。北杜夫と俵万智だったとはね。それにしても…なんだよこの表紙…

  • 「竹取物語」は日本最古とされる物語。
    「伊勢物語」は平安時代初期に成立した歌物語。ある男の元服から死にいたるまでを歌と歌に添えた物語によって描く。

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著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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