血を啜る魂: 霊感探偵倶楽部 (講談社X文庫 にA- 11 ホワイトハート)
- 講談社 (1995年7月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062552073
感想・レビュー・書評
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沙弥子は、身辺で起きる不可解な出来事を竜憲に相談したかった。しかし、竜憲が「癒しの術」を披露してしまってからというもの、彼のもとには依頼があとを絶たない。鴻は依頼者の窓口であり、大輔は健康管理兼説教役。アイドルなみの忙しさだ。――偉くなっちゃったんですねぇ――そんな沙弥子の呟きが竜憲に届かぬまま、魔物がつぎの犠牲に選んだのは、なんと……!?
(1995年)
— 目次 —
序章
第一章 犬猿の仲
第二章 闇に浮かぶ紋章
第三章 春に来る餓鬼
第四章 犠牲の印
第五章 断ち切られた糸
終章
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今度は主人公の幼馴染の女の子(サキ)が餓鬼の標的になった。標的になりつつも、問題解決のためにあえて餌役になる根性と勇気に拍手。そして、片思い中の男性に望みがなくなってしまったことを悟りながらも、必死に押し隠して今までの関係を保っていこうとする健気さに、みょうに共感した。
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