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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062557252
作品紹介・あらすじ
長和元年(一〇一二年)春。さらに美しさを増してゆく宮に、どう接していいかとまどう義明。一方、女人となった宮は自分でも驚くほど不安でいっぱいだった。そんな折、立后目前の女御妍子が失踪。内裏を捜索した宮は、珍しい白い花の描かれた屏風と花の香りが気になるのだった。現世の花ではない、夜の花-。その香りで、ヒトの本音に気づかせる…。宮と義明の本心とは…。