万聖節にさす光 英国妖異譚14 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062559010

作品紹介・あらすじ

ハロウィーンを目前に控え、日に日に生徒たちが興奮ぎみの全寮制パブリック・スクール、セント・ラファエロ。だが、ユウリただ一人が、学校を覆う陰々とした空気や届いた意味不明の手紙に不安を感じていた。そんな折、悪戯妖精ロビンから妖精王の客人だったヒューが行方知れずだと聞かされる。彷徨うヒューの魂-。連れ去られたエマーソン。闇夜のハロウィーンでいったい何が。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • ハロウィンのお菓子配りをゲーム形式に(アナグラム)。さっさと情報掌握してるアシュレイに感心。
    ロビンからヒューのことをきく。ユウリを大事に思うヒューとアシュレイ。
    オスカーの不思議。
    改心?するエマーソン。

  • 2010年2月25日読了

    さて、前回の続きというような感じで始まった今回ですが、前回のバフォートたちの目論見は失敗したのですが、アシュレイがそれを逆手に利用してくるという以前のような鬼畜悪魔っぷりを発揮してきやがりました(;一_一) ここ最近の彼は比較的協力的だったので忘れがちだったのですが……うん、アシュレイってそういう奴だよねwww

    ヒューって可哀想な目にばかりあっているけれど、最後はきちんと天に迎えられて良かったなと思います。運命に翻弄されすぎましたね、彼は。そして、ユウリのことをすごく強く思ってたんでしょうね。でなければ、契約破棄なんてできないはずですもん。つくづく、彼が亡くなってしまって勿体ないと思うばかりです。

    今回もまたちょっとだけ、シモンとユウリの距離が遠かったように思います。だからこそ、ヒューの魂を奪取するのが遅くなったとアシュレイが言っているわけですが。ヒューの魂を奪った後、周りを囲まれてユウリが怖がっていたけれども……いくら気をそらすためとはいえ、き、キスするなんて…!!(ちょっとショックだったらしい)アシュレイめ、やってくれるわ!!(`^´#) なんてゆーか、精神的な絆というかそういう部分が強い話なので、そういう強硬策に出る必要はないってどっかで思ってたんですよねー。そりゃ助かるためとはいえ、くそっ!!(>_<)
    あ、でも、湖の貴婦人の粋な計らいにはすっげぇ嬉しかったです。どうせなら入浴中にしてくれればよかっry

    ハロウィンが終わり、バフォートが戻ってきましたが、まだまだ何か企んでいるんだろうな。
    次回はオスカーの話がメインのようなので、少し展開が変わってくるのかなー?

  • 英国妖異譚シリーズです。一応ホラーとか妖精などが雰囲気を作っているんだけど、個人的にはユウリ、シモン、アシュレイの三人の関係がどうなるかとても気になりますvv
    いつも寸止めで毎回『BLかっ!?BLなのか!?』とモヤモヤしています(笑)

  • 前作「ハロウィーン狂想曲」の解決編的作品。ハロウィーンに対する詳しい解説も興味深い。

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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