- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062569132
感想・レビュー・書評
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父から。
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”弘兼憲史さんの1999年著作の文庫版。
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T:30分
P:心にひっかかるフレーズを3つ以上みつける
O:サーチ読み
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・自分を平均以上にするのも、以下にするのも30パーセントの自分だ。(p.70)
★清濁併せ呑むという。
実はこの言葉には続きがある。清濁合わせ飲んで濁を吐き出せというのだ。(p.92)
・世間から認められた「席」なんていらない
「席」から離れられないのは、甘えではないか。世間にも甘えているが自分にも甘えている。(p.106)
★バカなヤツだと思われろ(p.110)
「いい人」は自分のイメージを踏み外せないが、バカは踏み外せる。(中略)
能力のない男は利口ぶることはできてもバカにはなれない。
・率先して休め (p.172)
上司が働いている限り部下は休めないから、「いい人」だらけの職場はダラダラ働き続けて誰も休息しない。
・「アンタが悪い」と軽く指摘できる爽やかさを持て(p.176)
・キミは「いい人」を置き去りにして、別の世界で遊んでいればいいのだ。
一、気楽に生きろ
一、自分を好きになれ
一、後ろめたさだけは持つな
最後までこの三つだけ忘れなければいい(p.244)
2015/2/14追記:
ブログに書いた「やめる」つながりで引っかかった記述。
読んだことそのものを忘れてたけど、ピックアップしている箇所はいいね!” -
ワルくなれるか。
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「怒りを忘れるな。いい人になったって、人生は退屈なだけだ」 自分の中の70%は「石」だ。そして30%は「風」だ。反撥はんぱつ 押しつけがましさが微塵も無い 人の心や状況に長居しない
おもねる【阿る】 人の気に入るように振る舞う。へつらう。「上役に―・る」へつらうこびる取り入る(とりいる) -
島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学
いい人を積み重ねてもいい人のままでしかない。いい人は誰にも嫌われないが鳩時計みたいなものだ。いい人には付き合いきれない退屈さがある。生きることは明快でありたい。
自分を嫌わないこと。やりたいことを思ったように悔いなくやる。社会人として自分のやりたいことを模索していくのが人生。志を忘れてはいけない。
意思とは気持ちよく生きるために目標を設定し、それを実行させる決意のこと。自分の生き方を決めるのは自分。上司や親の期待に答える必要はない。いい人と思われること自体が弱みであり、損をする要因。夢中になれる自分とは個性をうまく表せれる人。自分を卑下することはないし、周囲に阿ったりする必要もない。謙虚になれる、つまり自分に対して魔を取れるということ。そうすると、いい人を演じている自分が見えてくる。そしたらやめたらいい。潔いは自分が自分のことをしっかり見ている感覚。
無頓着、興味のないものには関わらない。弱みやコンプレックスを気にしなくなると、一回りもふた回りも強くなる。
自分を好きになれ。後ろめたさは持つな。 -
幸福の正体は幸福感。
人がどう思おうと、
自分が気持ち悪くない道を歩め、
ということ。
「いい人」批判は、芥川の侏儒の言葉の「善人」を思い出させるが、より辛辣。 -
いい人 である必要はない。 ぶっ飛び過ぎたらそれもそれでダメだけど、自分のダメなとこを笑えるくらいの抜け感は必要だね。
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今年の夏、ケータイを新しくしてから、プッツリと本を読まなくなった。
理由は、ケータイに付いているオセロゲームにはまっていたから。
電車の中が、読書タイム。 その時間にケータイ片手にオセロと格闘した。
初級を難なく制覇し、中級でも確実に勝てる方法を身につけたが、どうしても上級ではケータイに勝てない。
勝率が5割を超えないで意地になっていた。
結局勝てなかった。
というわけで、ケータイ猿から人間に戻って 本を読むことにした。
いわずと知れた、あの島耕作シリーズの作者の著だ。
この中で、いい人として群れるのをやめて、一匹狼の不良社員になろうと説いている。
本でははあえていい人の対極に不良社員を置くことで、極端な比較をしているが、どうも最近の私は、いい人を卒業して、不良社員の仲間入りをしているようだ。 -
p163
「いい人」ほど人の気持ちを逆撫でするというのは、どんなに物わかりの良さそうな顔をしていても自分の保身しか頭にないからだ。他人の痛みや怒りがわからない。わかったふりはするからよけいに逆撫でする。
p219
「いい社員」は失敗などしないのか?
しない。小さな失敗はするかもしれないが、それは「いい人」の人間関係がうやむやにしてくれる。大きな失敗などしない、そのために用心深く生きてきたのだ。
・上にも下にもいい顔しても信頼が落ちるだけだ。
・「はいはい」言う癖はなるべくやめよう。