ハンドルを手放せ (講談社+α文庫)

著者 : 森田健

• 講談社 (2005年6月21日発売)

感想・レビュー・書評

[キーさんの感想 · 2018年4月23日]

2000年に同朋舎から刊行された『不思議の科学Ⅲ』を大幅に改稿、講談社+α文庫から2005年に刊行されたもの。
今作で書かれるのは、森田健先生自身が中国の深圳に行っての仙人修行。そして、仙人修行を終えてから、以前の著書で書かれた、アメリカのヴァージニア州にあるモンロー研究所を再び訪れての体外離脱体験。
中国の道教思想をモンロー研究所の体外離脱体験で補完し、モンロー研究所での体外離脱体験を道教思想で補完する、というのが、今までに読んだ精神世界の本の中でも最強思想と思えるような思想が書かれます。「あるがまま」ではなく「ないがまま」。それがタイトルにある「ハンドルを手放せ」なんですね。心の自由を感じさせるとってもいい考え方だと思いました。

が、しかし！
『不思議の科学』三部作を書いた後、すべての運命は決まっている、という占い「六爻占術(ろっこうせんじゅつ)」を研究し始めた森田健先生の文庫版あとがきは、本書の内容を否定しているともいえる内容。
そりゃないよー先生ー、と思いつつも、すでに心は「六爻占術」についての著作も読まずにはいられない気分になってます。

[ELEVENさんの感想 · 2008年11月23日]

えっと、
この本は、
さらにパンチが効いてます(笑)

かなり強烈な世界です♪

興味がある方は、
どうぞ(─_☆)ニヤリ

著者プロフィール

1951年東京都生まれ。上智大学電気電子工学科卒。富士通（株）を経て、コンピュータソフト会社を経営。1996年に社内に不思議研究所を設置。「時空」と「私」の謎を解くため、不思議現象を探究し、世界中を取材する。

「2016年 『生まれ変わりの村　４』 で使われていた紹介文から引用しています。」