複雑系を解く確率モデル: こんな秩序が自然を操る (ブルーバックス 1193)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062571937

作品紹介・あらすじ

部分的にはでたらめに見えても、全体には秩序がある-確率モデルとは、自然現象をそういう世界としてとらえる。いっけん複雑で予測不可能な自然のふるまいも、じつは単純な確率のルールの無限の積み重ねの結果なのだ。だからそこには秩序が生まれる。するとその単純なルールこそが自然のメカニズムの本質ではないのか。カオス、フラクタル、自己組織化臨界現象といった複雑系科学の考え方と密接に結びついた確率モデルの魅力的な世界を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 確率による状態の発展を主に取り扱った本。
    フラクタル図形の話やエントロピー、感染伝搬モデルや非平衡物理の話など、興味深い内容だった。

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著者プロフィール

香取 眞理
中央大学教授・理学博士

「2021年 『例題から展開する熱・統計力学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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