リラクセーション―緊張を自分で弛める法 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062573351

作品紹介・あらすじ

からだの「声」に耳を澄ますと、身も心も、驚くほど楽になる。四十肩や五十肩、肩凝り、腰痛をはじめ、長年の間に無意識のうちに自分で貯めこんでしまった過剰で不当な緊張を自分で弛める方法を詳しく伝授!好評書『姿勢のふしぎ』で紹介した臨床動作法の実践篇。

感想・レビュー・書評

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  • 成瀬先生の動作法で重要なふたつのこと
    自分自身でからだの緊張を緩めること(自己弛緩)と
    適切な立位姿勢を保持すること(背骨を立てる)

    「姿勢のふしぎ」の実践編とされていますが
    この本を読むだけで習得するのはむずかしいかも

    動作法を取り入れているカウンセリングを受けているのですが
    それを理解する資料として 非常に役に立っています

    からだに不当な緊張状態を強いているのは自分自身
    その原因を従来のことばによるカウンセリングで探り
    からだに入っている力を意識する方法 
    その緊張を自分でとく方法をカウンセラーから教わりました

    実際 何度か体験すると 自分ひとりでもできるようになるそうな
    感覚を忘れそうになったときはこの本と「姿勢のふしぎ」を参照

    肩こり 腰痛 膝の痛み 頭痛 
    いろんな痛みに悩まされていましたが
    動作法を知り また 実践できる場があったことで
    自分で改善する方法を身につけつつあります

  •  前半は「姿勢のふしぎ」の復習。後半は実践編。実際にどう体を動かしていくのかが後半に書かれているのだけど、肝心の「弛める」というのがどういうことなのか、読んだだけだと全然わからない。やってみて初めてわかるということもあるんだろうけど、もう少し手がかりが欲しい感じ。あと、解説と手順がいっしょくたに書かれているので、実践する時に不便。実際にきっちり試したい人は、他の入門書のほうがいいのかも。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00122114

  • NDC(9版) 493.72 : 内科学

  • ストレスを強く感じているときに肩がよくこるが、これは何かに対応するために体が準備するために起きるためで、その準備緊張が人それぞれに癖があり、変なところに力が入るから起きるらしい。マッサージなどの対処療法ではなく、力の抜き方を専門化に見てもらうことで肩こりがなくなっていくという。本ではそのやり方などを書かれていたが、実践するDVDなり、そういったことをやる教室の有無なども調べてみたいと思った。

  • 補助付けてやるタイプとしてはたぶんうまくいきそうなんだが、1人でやってみるのはなかなか難しい。

  • 配置場所:摂枚新書
    請求記号:498.3||N
    資料ID:95010158

  • ジェイコブソンの基本的な弛緩方法
    無理せず、我慢せず、からだに出るまま、動くまま、意識下にお任せし続ける
    [その気になる]なら、そのとおりになる
    心理的なリラックスが肉体、身体にも影響を与えるのがわかった、解ってたことだ
    心理的なリラックス目的なら不安のメカニズム
    身体的なリラックス目的ならリラクセーションを読めばいいと思った

  • 動かしながら筋肉を弛め、痛みを取る方法が書いてあります。 これから試してみます!

  • リラックスするためには、自分で気づき、そして力を抜くように自分が努力すること・・・

    臨床で使えるかどうかは50:50かな。

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著者プロフィール

成瀬 悟策(なるせ ごさく)
1924年岐阜県生まれ。医学博士、臨床心理士第1号。九州大学名誉教授。日本リハビリテイション心理学会名誉理事長。日本臨床動作学会名誉会長。
1950年に東京文理科大学心理学科を卒業後、東京教育大学助手・講師、1962年から九州大学教育学部助教授をへて同教授。1989年から九州女子大学・九州女子短期大学の学長を経て、2004年から2009年まで、吉備国際大学教授、吉備国際大学大学院教授を務める。日本催眠医学心理学会理事長・日本心理臨床学会理事長・日本リハビリテイション心理学会理事長などを歴任。2019年8月3日、95歳で逝去。
著書に『催眠面接の技術』『催眠面接法』『動作訓練の理論』『動作療法』『動作のこころ』(いずれも誠信書房)、『臨床動作学基礎』(学苑社)、『姿勢のふしぎ』(講談社)ほか多数。

「2022年 『どこへ行こうか、心理療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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