- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062574068
作品紹介・あらすじ
負エネルギーの電子が充満している状態-これが現代の物理学が明らかにした、真空の正体だ。物質、空間、力、宇宙…すべてを明らかにする鍵は、「なにもない」はずの真空にあった。
感想・レビュー・書評
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真空とは何か、物体がなくて空間だけというのは、それは何なのか、素朴な疑問に惹かれて読んでみたが、最先端物理学の解説書だった。数式こそ使っていないが、逆にそれが概念を捉えるのを困難にさせているかも知れない。結局、何もない空間には、実は何かが充満していることを物理学は暴きだした。とても理解し難い事実で、疑問が次々と湧き出てくる。
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[ 内容 ]
負エネルギーの電子が充満している状態―これが現代の物理学が明らかにした、真空の正体だ。
物質、空間、力、宇宙…すべてを明らかにする鍵は、「なにもない」はずの真空にあった。
[ 目次 ]
1章 豊かな世界―真空(新しい真空像)
2章 マクロの真空(真空を求めて;もっと真空を ほか)
3章 ミクロの真空(真空と物質;真空と素粒子 ほか)
4章 宇宙と真空(相転移する真空;宇宙開闢と真空 ほか)
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●No.27
量子力学
〜「負エネルギーの電子が充満している状態。これが物理学が明らかにした真空の正体。物質、エネルギー、宇宙など、全てを明らかにする鍵は、何もないはずの真空にあった。最新の物理学が解き明かす、驚くべき真空の姿。」
著者紹介 1967年東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所を経て、71年東京都立大学に移り、同大学理学研究科教授。2002年度より、東京都立大学名誉教授。早稲田大学・理工学部総合研究センター教授。