小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062578875

感想・レビュー・書評

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  • 読み手の勉強不足でいまひとつのめり込めず。ところどころ面白い点はあったのだけど、線にならず。残念。

  • はやぶさからはやぶさ2に続く宇宙事業に携わる技術者、科学者、天文学者へのインタビューの形で、はやぶさ2のプロジェクトを解説していく。
    少ない予算の中でいかにしてすごいことを成し遂げるか、日本人的というか…誇らしいです。

  • こういう開発をしてみたい。
    2020年に無事に戻ってきてくれ

  • はやぶさの運用が大変だったことは世間にも知られていた間、その同じ人が同じ場所で次のミッションも進めていたことがよくわかった。
    NASA のように技術も失敗も逐次積み重ねる資金がないところで、はやぶさも金星のあかつきも失敗経験の宝庫であった。貧しい国の制約の中で大きな知見を蓄積していることは、すごいと思う。

  • あの東日本大震災で、はやぶさが持ち帰った微粒子の分析結果発表がかき消されてしまったこと。知らずにいあたことがちょっとショックだった。
    その微粒子が0.05㍉程度でそんな小ささが想定範囲だなんて、宇宙というマクロ世界との落差に驚き。
    この間のはやぶさ2の見送りは出来なかったけど、本書でプロジェクトに関わった皆さんの熱い思いと苦労を感じて、ただ2020年に無事帰還する事を願うばかり。

    小惑星に爆弾を衝突させて作ったクレーターからフレッシュなサンプルを採取という、かなり胸が高鳴るミッションは是非とも見届けたい。

    胸が踊って、新たな発見と驚きに溢れた、ちょっと泣ける一冊。

  • 請求記号 538.9/Y 36/1887

  •  先日無事成功した、はやぶさ2の打ち上げ前からの準備について、はやぶさとともに記録したもの。山根氏の本を久々に読み、懐かしさもあり速攻で(メタルカラーシリーズ以来)。
     開発メンバがまあそうそうたるメンバである。きつい計画の中、トラブルにめげずに進めたことがしっかりと記述されている。著者もあとがきで述べているが、さらに数倍のドラマ、失敗談があるはず。これらもつぶさに記してもらいたい。
     知人がJAXAにいることもあり、また宇宙ものは常にロマンがあり、未だ興味が尽きない。ますます日本発の技術が期待されているので、今後ともしっかりと予算を確保いただき続報を知らせていただきたい。

  • いよいよ11月30日に「はやぶさ2」が打ち上げられ、長い大宇宙航海へと旅立つ(予定)。
    「はやぶさ2」は私たちにどんなドラマを見せてくれるのだろう。お姉ちゃん(はやぶさ)に負けず、しっかり”お使い”をしてくるんだよ。
    なお本書は、HⅡAの打ち上げから小惑星へのタッチダウンまでのパラパラマンガ(笑)付き。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。獨協大学経済学部特任教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)嘱託、理化学研究所相談役、福井県文化顧問、月探査に関する懇談会委員(内閣府)、生物多様性戦略検討会委員(農林水産省)、日本生態系協会理事、NPO子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)理事などを務める。日本の科学者・技術者を取材した20冊を超える『メタルカラーの時代』シリーズ(小学館)、『環業革命』(講談社)など著書多数。山根一眞オフィシャルホームページ http://www.yamane-office.co.jp/

「2017年 『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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