数学ロングトレイル 「大学への数学」に挑戦 じっくり着実に理解を深める (ブルーバックス)
- 講談社 (2015年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062579216
作品紹介・あらすじ
時間をかけて楽しみながら問題にアプローチする。数学はよく山登りにたとえられます。本書は本格的な登山(現代数学)ではなく、高校数学を基本とした丘陵歩きが目的です。とはいえ、最初はきついかもしれませんが、ベースとコツさえつかめれば最後まで読み通せて、また次の頂に挑戦したくなる、珠玉の問題満載の一冊です。現役の高校生はもちろん、学び直しを志す数学の初心者や社会人に最適です。
感想・レビュー・書評
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数学的に実にハードで面白い。語り口、問題の選び方、伝え方が絶妙。こういう本を待っていた。高校数学がいかに深いところまで行くか。そして大学の数学へ突入するか。背景と意味が分かり、再挑戦に値する内容だった。用語や概念に難しいところはないが、発想できるかどうかは難易度が高い。しかし、それも噛んで含んで書かれているので、じっくり読めば、高校数学を踏破した人ならば、きっと理解できるだろう。
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主に整数論,不等式,線形代数の初歩を題材とした本で,単に受験問題を見るよりも広い視野を得ることができる。
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ただ単に受験数学を解説した本ではなく、受験参考書では取り上げられることの少ない、数学史的な話題、指摘を受けて、改めてなるほどと感じる鮮やかな視点を提供している。数学は単に問題が解ければよいのではなく、その問題の数学的な背景を理解しなければ、本当に理解したとは言えない。対話体で書かれてあるので、大変読みやすく、魅力的な本である。
(数学科 ペンネーム「鮒一鉢二鉢」先生おすすめ) -
C0241
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大学入学前に読んでおきたい数学の本。
大学を卒業してしまった自分では手遅れ感がありましたが、それなりに復習してみて良かったです。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4960677.html -
本格的な登山(現代数学)ではなく、高校数学を基本とした丘陵歩きが目的です。マイペースで学べるたどり着けなかった数学の知の頂に再挑戦。
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高校数学のちょっと発展と行った内容で、対話形式で面白く読むことができる本です。
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請求記号 410/Y 44