確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで (ブルーバックス)
- 講談社 (2015年7月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062579278
感想・レビュー・書評
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数学者たちがさまざまなアプローチで確率を攻略してきた歴史。ギャンブル理論からゲーム論的確率の最新理論までが明快に語り尽くします。
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ときどき数学の本が読みたくなって手を出してしまった。確率は実生活ともからむのできっと面白いだろう、なるほど、そんなことがあるんだ、と思えるような内容を期待していた。が、これは失敗でした。ほとんど読み飛ばしてしまった。なんか証明とかの話になったところは、まったくそのすごさがわからなかった。マルチンゲールというのだけが、名前が印象的で、なんか面白そうな気はするのだけれど・・・勝ったら払ったお金の倍の金額が戻って来る、そういう賭けをする。最初は1円、負けたら2倍の2円、また負けたら4円と負けるたびに2倍の額をかける。いずれは勝つこともあるので、するとそのときかけた金額の2倍の額が戻って来る。n回かけたとすると、それまでにかけた額の合計は1+2+2の2乗+2の3乗+・・・+2の
(n-1)乗=2のn乗-1円で、もどってくるお金は2のn乗円。つまり1円もうかる。その後、またかける額を1円にもどして同じことをくり返す。それを無限回くり返せば、無限にお金が入ってくることになる。これってどうでしょうねえ。 -
請求記号 417.1/Ko 39/1927
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http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20150710/1436524037
hiroyukikojimaの日記より.
確率の理論について、真っ正面から解説した本。ポイントになるのは、高校数学を超えた確率のことを勉強しようとするとき、多くの人が引っかかるであろうアイテムを、かなり初等的に解説したことである。高校数学での確率は、要するに「場合の数(数え上げ)」を比率に書き換えただけのものだが、これしか土台がないと、その後に確率論を学ぼうとするとき、全く歯が立たなくなる。
読み始めると,引き込まれる内容.
この書籍を元にして,「確率」(高校での確率ではなく)を現実と数理をつなげながら学ぶことができそう.
この1冊をとりかかりとして,数理統計学の正書も読む必要があると思う.
しかし,第1章からよく考えながら読まないとブルーバックスだからといって簡単に読む事ができる内容ではない.
仕事の合間に読む事ができる内容ではなく,ノートにまとめながらでないと読む事はできない.
まとめとRで実装しながら読む事.