インカ帝国の虚像と実像 (講談社選書メチエ 129)

著者 : 染田秀藤

• 講談社 (1998年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

南北4000キロを覆う強大な帝国。万世一系の「太陽の御子」が平和裡に治める黄金郷。このイメージは、スペイン人が描いた虚像だった。忘れられた記録、インディオの証言が浮かびあがらせる、不安定な王権、血塗られた戦乱、被支配民の反感。最新の史料により錯綜するイメージを解きほぐし、真のインカ像に迫る。

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年7月26日]

(1998.05.25読了)(1998.05.01購入)
（「BOOK」データベースより）amazon
南北4000キロを覆う強大な帝国。万世一系の「太陽の御子」が平和裡に治める黄金郷。このイメージは、スペイン人が描いた虚像だった。忘れられた記録、インディオの証言が浮かびあがらせる、不安定な王権、血塗られた戦乱、被支配民の反感。最新の史料により錯綜するイメージを解きほぐし、真のインカ像に迫る。

☆関連図書(既読)
「黄金郷伝説」大貫良夫著、講談社現代新書、1992.01.20