エスニックジョーク: 自己を嗤い、他者を笑う (講談社選書メチエ 268)
- 講談社 (2003年5月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062582681
作品紹介・あらすじ
「ユダヤ系アメリカ人女性が夕食のためによくすることは?」「レストランの予約」-。エスニックジョークは、異文化への好奇心が描き出す「異質な隣人」のカリカチュア。吝嗇なスコットランド人、おバカなアイルランド人、学力偏重のユダヤ人など、熟成されたスクリプトの諧謔精神を読む。
感想・レビュー・書評
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ピンとこないジョークが多い。語学に堪能でないとわからないようなものを載せるのは、少数にしてほしいなあ。
いや、そういう人たちを対象にしているなら、それはそれでアリな戦略なのだが、肝心の中身は「論」にも何もなっていない薄いもの。だったらもう、「ジョークの紹介本」として、語学に関係なく楽しめるものを収めたほうが良かったんじゃないかな、と思う。
つまらなくはなかった、という微妙な感想。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
論文だけあって最近新書でよくあるようなジョーク例文集形式ではなく著者の分析が入っています。ついでに言うと論文だけあってジョークの解説と和訳する前の文(英文)まで載っています。笑うために知るべき知識(特に宗教や習慣について)が必要なものも多いと思うと世界の一般人の笑いのハードルの高さを感じます。
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