観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方 (講談社選書メチエ)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062584302

作品紹介・あらすじ

グローバル化が進行する中で、国境を越えて移動する人びとは世界全体で年間十億人に達しようとしている。東京の下町で、熱帯雨林の島で、中国の世界遺産で、それぞれに繰り広げられる文化景観はすべてリゾーム状につながり、地球はもはや境界のない大きな空間になっているのだ。本書では、ボーダレス時代の観光/移住のありようを描き出し、「一つの世界にともに生きる」とはどういうことか、人類学の新たな試みとして論じていく。

感想・レビュー・書評

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  • 人の移動の様々な事例が知れてよかった。
    あと、文化の資源化のあたりの話が、自分の旅行は結局それを消費させられ、満足させられているのかなあと思うともやっとする。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2022年 『文化遺産と防災のレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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