発達障害の子の立ち直り力「レジリエンス」を育てる本 (健康ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062596947

作品紹介・あらすじ

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【前向きに生きていける助けになる!】

レジリエンスとは心の回復力であり、立ち直り力のことです。いま精神医学や心理学の分野で注目されています。レジリエンスは、ものごとが自分の思い通りにいかず、落ちこんだときに機能し、気持ちを切り替え、やり直そうという意欲のもとになります。失敗からのショックを引きずることなく、またがんばろうと思えるようになるのです。
発達障害の子どもはその特性ゆえに、定型発達の子ども以上に苦労が多く、うまくいかない場面にも出会いやすいでしょう。レジリエンスがあれば生きやすくなり、生活や学習を楽しめるようになります。本書はレジリエンスの育て方を4つのステップに分けて紹介します。道具の管理や家事の手伝いといった、子どもにとって身近なことを例として挙げながら、レジリエンスを育てるポイントをイラスト図解します。

【本書の内容構成】
発達障害の子を支える「レジリエンス」とは
STEP1 レジリエンスの基礎は「生活習慣を整えること」
STEP2 「人を頼って成功する体験」を積み重ねる
STEP3 興味をいかして「家庭内で役割をもつ」
STEP4 サポートを受けて「気持ちを切り替える」

感想・レビュー・書評

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  • 発達障害に良いと聞いてざっとだが読んだ。
    私の子はASDで、ASDに特化している内容でもなく、具体性に欠けてる気がする。「サポートを受けよう」など。

  • レジリエンスについてサクッと理解できました。
    発達障害の子以外にも当てはめて考えることができます。
    やっぱり生活習慣は大切なんだなと改めて思いました。

  • レジリエンスという概念を踏まえての子育て本。
    発達障碍児よりもむしろ健常児の親に読んでもらいたいと
    感じました。

  • レジリエンス、初めて聞いた言葉。
    落ち込んでも、また立ち直れる力のこと。

    発達障害の方だけではなく、生きていく上で大切な力だと思うが、この本は発達障害の子ども向け支援を主体としている。

    生活習慣を整えること
    人を頼って成功する体験をすること
    家庭内で役割を持つこと
    気持ちの切り替えスキルを身につけること

    これが4つのステップ。

  • 発達障害とレジリエンスを関連付けて書かれた本。
    ただし今までの発達障害の子に対応するための書籍と
    内容的にはあまり変わらない印象を受けました。

  • まだこなれていない。発達障害とレジリエンスが結びついていない。

    問題
    ・強い叱責
    ・高い目標設定
    ・努力の強要

  • 心のしなやかさ、大人も子どもも大事な力だと思う。小さい子ども向けに書かれた内容なので、大人向けのレジリエンスの本も読んでみたいと思う。

  • やさしく図解されていて読みやすい。発達障害に限らず育児の参考になると思う。

  • レジリエンスの力を育てるためにするべきことと言うのは、これまでの発達障害児へのケアに関する本で書かれていたこととそう変わらない、と感じた。
    逆に言うと、これまでの「発達障害児へのケアに関する本で書かれていたこと」はレジリエンスを育てる力になっていたということ。それらの取り組みを「レジリエンス」という見方でとらえ直すきっかけになる本だった。

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著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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