沈黙の艦隊(1) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (1998年3月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062603942

感想・レビュー・書評

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  • 日本がアメリカに頼らず、どのように自立すべきなのかを考えさせられる本です。
    アメリカが尊敬できる国でなくなった今の現状で読むべき本かも知れません。

  • 当時、何となく読まずにいた作品。”ジパング”は面白かったし、ってことで今更ながらトライ。大方の構造は、同作とほぼ同じですね。でもそれなりに面白くはある。

  • 広島出張、仕事順調で1日休みの中日。
    呉観光に行き、「大和ミュージアム」や「鉄のくじら」を見学。自衛隊の潜水艦や、鉄のくじら館で潜水艦の中に入り興奮。
    午後は、マンガ好きとしては行ってみたいと思っていた、広島まんが図書館で「沈黙の艦隊」を読む。

    日本人が原子力潜水艦を乗っ取り、一つの国として、アメリカ、ロシア、日本人とやり合う。主人公の思想はぶっ飛んでいるなぁと思うが、午前中見てきた潜水艦のイメージが広がって楽しい。

    15時から閉館の17時までいて4巻まで読む。

  • 核心だ

  • 序盤から中盤は戦術の駆け引き、後半は政治の駆け引き、そして世界へ問いかける終盤。

    初めて読んだのは15年程前。いま読むと、「国家」以外のプレイヤーの台頭、国際化、ネットの爆発的な拡大、で最終的に登場したISなど、見た目上はパラダイムがすっかり様変わりしている。特に、テロに対しては"沈黙の艦隊"は機能しないだろう。

    でも結局、人類が戦争や暴力を拒むことに変わりはなく、それに個々人や各国の政府がどう参加するか?という問いかけの意味は、減るどころか重みを増した。

    今ならどう描けるんでしょうか??

  • 面白い。ほとんど知らなかったので読んでみた。
    登場人物の見分けがつきにくいので(慣れてきたけど)アレだけど、全巻読破したくなるような内容。

  • 第1-11巻(完結)
    2013/09/14更新

  • 2012年末の選挙の時にふとこのマンガを思い出しました。
    日本が本当の危機に直面した時に、政治家は、国民は、自分自身はどうするだろうと問を突きつけてくれる良書です。
    改めて読み返したくなりました。

  • 久しぶりに再読。

    最初に読んだ時には、ものすごい気負いで読み飛ばしたので、今度は1巻ずつゆっくり読んでみるつもり。古くなっているかなと思うと、むしろますます時代に突き刺さるような内容で、読んでいてちょっと怖くなる。

    海江田は、この巻あたりだとあまり魅力がなく、むしろ不気味さばかりを感じる。その分、深町がステキだ。2人の対照的な感じが良い味を出している。

    海江田の行動を政治的に利用しようとしたり、ただただ感情的に対処しようとしていたり、「敵役」にあたる登場人物がもうひとつかっこよくないのが、ちょっとした欠点のような気がする。ただし、ものがたりはまだまだ序盤である。

  • 全11巻 完結

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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