- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062631402
作品紹介・あらすじ
美女には眼のない親父・涼介のもとにモンローばりの金髪グラマーが訪れる。必殺の調毒師を捜す仕事だった。依頼をひきうけさせるため毒を盛られた親父に残されたのは48時間。アルバイト探偵・隆は解毒剤を持つ調毒師の行方を追う。不良中年私立探偵とけなげな高校生の父子が立ちむかう難事件のかずかず。
感想・レビュー・書評
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暗くて重いニュースが連なる昨今(ちょっと極端な物言いかも)、このくらい軽い感じのあっさりハードボイルドは心穏やかにしてくれる。
今回も一気に読めた。なんだかんだと父子の関係、涼介と元同僚の関係、リュウと康子の関係は良好で温かい。
ラスト…涼介さん?読者にも昔話を聞かせてくれるのでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親のカッコ良さが控えめで私好みだったw
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再読。
膨らませば長編になるスケールの話を短編に圧縮していう感が強く、
故に都合の良い展開が続き、軽く小粒な印象がぬぐえない。
それが本シリーズの良さでもあるのだが。
これはしょうがない事だが、当時のお洒落が現代では「こっぱずかしい」。 -
一作目を読んでもちろん続編を読みたくなり図書館でお取り寄せ。
前作のときも感じたのが、ずいぶん後半になってもまだまだお話の核心にたどりつけないので、早くそこにたどり着きたい!とノンストップで読んでしまいあっという間に読み終えてしまうこと。
旅行など、時間をつぶすのにのんびり読みたい~みたいな状況には向かない作品です。
つまりは面白いということなのです。
今回は前作を読んで免疫があるのでこんな古いこと!などと驚くことは特になかった気がします。 -
アルバイト探偵 調毒師を捜せ (講談社文庫)
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美女には眼のない親父・涼介のもとにモンローばりの金髪グラマーが訪れる。必殺の調毒師を捜す仕事だった。依頼をひきうけさせるため毒を盛られた親父に残されたのは48時間。アルバイト探偵・隆は解毒剤を持つ調毒師の行方を追う。不良中年私立探偵とけなげな高校生の父子が立ちむかう難事件のかずかず。
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軽ハードボイルド「アルバイト探偵」第二弾。描写はポップだけど、難事件を解決する展開は読み応えがあります。
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読みやすく、主要人物のキャラクターが個性的でサクサクと読み進められる。息子に薦めた。こんな毒薬があったらスゴイ。
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アルバイト探偵シリーズ第二弾。短編集。
テンポよく、頭をからっぽにして楽しめる。
主人公の高校生探偵、冴木隆くんの出生の秘密も明らかに。
(図書館)