殺戮にいたる病 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 8916
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633765

作品紹介・あらすじ

永遠の愛をつかみたいと男は願った-。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 構成というか書き方が面白い。
    途中見るに堪えない残酷な描写が続くけど、面白いから一気に読める。
    ちゃんと騙されてラストシーンは一度意味がわからなくなった。
    全てを知った上でもう一度読むのも面白そう

  • 面白かった!!
    ちゃんと引っかかった…

  • 確かに読んでいて惹き込まれるけど、最後以外は単調で、ただ描写がグロいから引き込まれるだけ
    最後にどんでん返しがあるのは予備知識として知っていたけど、まさかこうゆう形で来るとは思わなかった

    確かによく考えると、老け顔でも大学生がおじさんと呼ばれたりするのはおかしいし、あんな高いレストラン行かないよね
    あんなおっさんなのに、会う女全てとセックス出来るの凄いなあ

    個人的には信一の名前と義母の存在をもうすこし明確に書くべきだったし、多少長くなってもいいからそれを踏まえてトリックを作って欲しかった
    確かにおおっとはなったけど、ただ読書をびっくりさせる為だけの小細工に感じてしまった

    良い作品だとは思うけど、作品の雰囲気と最後のどんでん返しの影響で、課題評価されているような気もする、、、

  • グロい描写に吐き気を覚えながら苦痛の読書、やっと終わりかぁというところで唖然とさせられた。

  • 叙述トリックを見破れはしなかったが、真相を知っても「え?だから何?」という感じで終わってしまった。
    作中に何度か出てきた幼女殺人事件が絡んでくるのかと思いきやそんなことはなかった。調べてみたらこの本が出た当時実際に起こっていた事件だとか。その頃の時代背景を理解した上で読んだ方が楽しめるのかも?

  • しっかり騙された。息子は親になっても息子か〜。
    叙述トリックってすごいね。

  • 面白かった。とにかくグロい

  • 面白かった。どんでん返し系って多々あるしあまり期待してませんでしたがこれはすごいどんでん返し。
    私は何を読んでたんだろうってなりました。
    読み終わって最後の最後で意味がわからなくなって考えても思い出しても意味が分からなくって私ちゃんと読んだか?ってなった。
    分からなすぎて気になりすぎてすぐ読み直した。
    読み返すと最初に読んだ時にどういう意味なのかなとか不思議な言い回しだなって思ったところが繋がった。逆に最初なんとも思わず読み進めたところがここがそういう意味だったのかってなって2度目もしっかり面白かったです。
    一部生々しくて人によっては読めなくなるかもしれませんが個人的には頑張って読んで欲しいです。
    身近な人に読んで欲しいし感想とか言い合いたいけど生々しすぎてすすめにくいので、見ず知らずの人になら言えます。読んでください。この小説を知らないのが羨ましい。

  • ラストにどんでん返しがあると聞いて、色々予想しながら読んでみたけど、見事に裏切られた。
    面白かった。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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