虹列車の悲劇 (講談社文庫 あ 53-9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062634090

作品紹介・あらすじ

金沢で寝台特急「北陸」に乗った男が、上野駅に着いたときには白骨死体となっていた。人間は本当にたった八時間で白骨化してしまうものなのか?越美北線の運転士が、山峡の線路上空に見た妖しく光る緑色の虹!互いになんの関連もない異様な出来事を結びつけるものは何!そして牛深警部の謎の行動は。

感想・レビュー・書評

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  • 列車消失の作家さん。
    地図、時刻表を駆使してっていうのではない、蓋を開けたらびっくり~というタイプのミステリーでした。いやホント、びっくりだから。もう、表紙も見たくないほど。
    この阿井さんって何者?!
    そう思うほど作風が!評価が!?

  • 上野駅、到着した寝台列車で見つかる謎の白骨死体。乗客が一晩で白骨化?舞台は、岐阜の郡上八幡へ・・・ 末期ガン患者の診療所にまつわる謎。白骨化した被害者が誘拐事件を引き起こし・・・??? 主人公牛深警部の謎の過去が微妙にからみあい。 列車からは奇妙な緑色の虹。全体的なトーンは暗いが面白い。

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著者プロフィール

1941年北京生まれ。早稲田大学卒業後、石堂淑朗に脚本を学び、ウルトラマンシリーズ、特捜最前線等々500本以上のシナリオを執筆。そのかたわら1980年に「第八東龍丸」で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。海洋冒険小説、ミステリー等著書多数。『視聴率の身代金』『魂丸』『荒南風』『捏造 はいてなかった赤い靴』『うなぎ丸の航海』

「2022年 『慶喜暗殺 太鼓持ち刺客・松廼家露八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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