- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062636940
感想・レビュー・書評
-
記憶と家とは切っても切り離せないもの。。。
外からは分からない何かが潜んでいる。
冬の伽藍に続く小池真理子2作目。
雰囲気がガラッと変わり
こういうゾクっとする話も書く方なんだと
1話目から興味深く読ませてもらった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連作短編集と書いてあるが、
共通テーマが「記憶」と「家」であること以外、
物語としての繋がりはない。
評価は★3つにしたものの、
さすがは小池真理子だな~という読後感。
切ないし怖い!!
それにしても、どの話も、奥さん自殺しすぎ。(笑) -
となり、近所でも家の中では何が起きているのか知らないものです。なさそうでありそうな話しです。
-
面白いけど、、
思っていたのとは違った
個人の感想です。
2021/11 -
2009.1.22
連作の短編集。
愛の思い出も憎しみの記憶もすべてを絡め封印する家。 -
家。思い込み。
-
「獣の家」、「花ざかりの家」が良かった。
-
記録
とにかく一話目から
気持ちの悪い話だと思った。
作家さんの悪口ではなく
ただ純粋にそう思った。
家というのは
そこに住む人訪ねてくる人の
記録になって記憶になるのかな。
どの話も痛々しい記憶の物語だった。 -
刺繍の家は、ヒッチコックのサイコのラストのシーンを想起させた。
-
読み終わってタイトルを見ると、これ以上最適な題
はないと思わせられる全6編。家といえば一番怖い
のはミッキーの自宅ですよね。金取りますからね。