記憶の隠れ家 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636940

感想・レビュー・書評

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  • 記憶と家とは切っても切り離せないもの。。。
    外からは分からない何かが潜んでいる。

    冬の伽藍に続く小池真理子2作目。
    雰囲気がガラッと変わり
    こういうゾクっとする話も書く方なんだと
    1話目から興味深く読ませてもらった。

  • 連作短編集と書いてあるが、
    共通テーマが「記憶」と「家」であること以外、
    物語としての繋がりはない。

    評価は★3つにしたものの、
    さすがは小池真理子だな~という読後感。
    切ないし怖い!!
    それにしても、どの話も、奥さん自殺しすぎ。(笑)

  • となり、近所でも家の中では何が起きているのか知らないものです。なさそうでありそうな話しです。

  • 面白いけど、、
    思っていたのとは違った
    個人の感想です。
    2021/11

  • 2009.1.22
    連作の短編集。
    愛の思い出も憎しみの記憶もすべてを絡め封印する家。

  • 家。思い込み。

  • 「獣の家」、「花ざかりの家」が良かった。

  • 記録

    とにかく一話目から
    気持ちの悪い話だと思った。
    作家さんの悪口ではなく
    ただ純粋にそう思った。
    家というのは
    そこに住む人訪ねてくる人の
    記録になって記憶になるのかな。
    どの話も痛々しい記憶の物語だった。

  • 刺繍の家は、ヒッチコックのサイコのラストのシーンを想起させた。

  • 読み終わってタイトルを見ると、これ以上最適な題
    はないと思わせられる全6編。家といえば一番怖い
    のはミッキーの自宅ですよね。金取りますからね。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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