心療室 (講談社文庫 ほ 25-1)

著者 : タム・ホスキンス 小津薫

• 講談社 (1998年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

女性セラピストの心理療法を翻弄するかのように、気むずかしく挑戦的な男性患者。忍耐づよく心の闇に光をあてていくと、仮面の裏から怖るべき実像が浮かびあがる。妹殺し、母子相姦…。真偽を探るうち、患者のしかけた危険な罠に搦めとられていく。逃れるすべのない意外な結末が待ち受けるサイコスリラー。

感想・レビュー・書評

[Ryoko さんの感想 · 2023年12月31日]

主人公モウの視線で最初から最後まで語っている。
あまりにも自信のなさ過ぎる主人公ゆえのエンディング。見事な”絶望”。

[チャーリーさんの感想 · 2013年1月25日]

なんかこう、全然、響かなかったというか。

[kayoko12さんの感想 · 2010年9月20日]

英国物はアメリカのと雰囲気が違うので面白い。
女性セラピストとその患者・・・実は・・・
美男美女、双子、肉親殺し、母子相姦、盛り沢山。
でもそこまでドロドロさは感じず。