責任の取り方、誠意の示し方 (講談社ニューハードカバー D 20-1)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062640770

作品紹介・あらすじ

本書は「無責任」の構造を明確にし、よりよい「生き方」をするため、いざという時に取り乱さず対処する方法を元特捜検事の著者が示唆します。

感想・レビュー・書評

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  •  会社員で働いていると「君は責任を感じなくていい」「そこからの責任は、上の仕事だ」といった言葉を耳にする。そこでの「責任」が何を意味しているのか、あまり理解ができなかった。「責任とはなにか、責任を取るとはどういうことか」考えたく、本書を手に取った。

     本書は、あまりおもしろくなかった。筆者がきちんとコンセプトを練り、論理を組んで書いてあるタイプの本ではない。「責任」というワードに絡んだ、小コラムがたくさん収録されているだけ。コラムの内容も正論しかないので、インプリケーションがない。例えば「責任感があればルールは要らないんだ」「責任を取る勇気を持て」「子供に厳しくしろ、甘やかしては責任を取る勇気が育たない」など。一般論過ぎて、得られる知見が無かった。筆者も戦前生まれの方で、令和の価値観と合わない記述も多かった。

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