奪取(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 249
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645669

感想・レビュー・書評

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  • 道郎は友人の雅人がヤクザから作った借金返済のために、偽札造りに手を染める。
    期限があるため、完璧なものは求められないので知恵を絞っての偽札造りになった。
    ヤクザに見つかり捕まるが、道郎だけが謎のじいさん水田に助けられる。
    雅人はヤクザと共に刑務所へ。
    その後、水田の正体が昔の偽札作りのメンバーだったことが発覚。
    偽札への夢を捨てきれない道郎は、水田と新たに偽札造りへと進む。

  • 昔読んだ本

  • 一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス。

  • 読み始めは面白くてどんどん読めました。
    内容的に嫌な話にならなければいいなと思いましたが
    どうにかそんなことなく読めました。
    こんなに詳しく偽札作りについて書いて
    真似する人はいないのかと心配になるぐらい。
    すごく調べたんだなと感心しました。
    その部分の詳しく記述が、あまりにもマニアックで
    読み流してしまいました。
    他にもタイのお金が自動販売機で使えるとか
    最近の犯罪?の内容が驚くべきことばかりでした。
    どうやって終わるのか、予想がつきません。

  • 所々専門用語が多用されていて分かりづらい部分もあったが、総合的にみると面白いと言える作品。タイトルの奪取をダッシュとかけてあるのか、爽快感があり、駆け抜けていくようにストーリーが展開していく。

  • 面白かったけどちょっと長くて間延びしたかなと。
    あと以前国立西洋美術館でグレービングの作品をみたが、こんなの彫れるようになるのは努力だけでは無理じゃね?

  • 一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。

  • 評価は1.

    第10回(1997年) 山本周五郎賞受賞

    内容(BOOKデーターベース)
    偽札をつくりあげた者が勝利者となる!傑作長編
    1260万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札作りを2人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス!

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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