閉じられた環 下 (講談社文庫 こ 51-2)

  • 講談社
3.45
  • (1)
  • (8)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647052

作品紹介・あらすじ

ダイアナの父、辣腕で鳴らすチャーンウッドは、我々の企みをすべてお見通しだった。破格の手切れ金を提示されたガイは、マックスの許可も得ず頷いてしまう。それが、思いもかけぬ殺人劇の発端になろうとは!やがて、船上の恋の結末は周囲の人々の運命を翻弄してゆく。名匠ゴダードが放つミステリー・ロマン。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • おー、なかなか、複雑などんでん返しになりますね。これは面白いです。

    ただ、何度か書いていますが、結末がアメリカの作家とは異なり、必ずしもハッピーエンディングではありません。むしろ、何か、苦い終わり方。これが、イギリス風の終わり方なんですかね。

  • 図書館:2013/08/30

  • 恋に落ちたマックスとダイアナ。しかし、ダイアナの父チャーンウッドは辣腕で知られる投資家で、詐欺師二人の経歴を調べていて、すべてをお見通しだった。純粋に恋に落ちていたマックスは、ガイを振り切り、駆け落ちを画策する。しかし、その実行の日に事件が起こり、そこからすべてが反転する。

    当時の歴史を背景にして、人生の変転、事件の大逆転を描いた作品でおもしろい。清涼感が少ないので星4つ

  • 誰を信じたらいいのか、もうわからない。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、作品を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞。他の著作に、『還らざる日々』『血の裁き』『欺きの家』(すべて講談社文庫)など。

「2017年 『宿命の地(下) 1919年三部作 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロバート・ゴダードの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×