ファンム・アレース(1) 戦いの女神 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2006年2月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062693530
作品紹介・あらすじ
奇跡か宿命か――。伝説の聖少女将軍(ファンム・アレース)を思わせる王女ララと用心棒の剣士バビロン。運命に導かれた2人のドラマが始まる!
革命で国が崩壊し、王女ララは亡き母の故郷をめざす。ララの命を狙う追っ手の目的は?バビロンの出生の秘密とは?貧しい村人たちの未来は?どんな状況でも力強く明るく生きぬこうとする者たちへの賛歌!
感想・レビュー・書評
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病院に持っていき、診察を待っている間に読了できた。文も読みやすく、キャラや舞台設定がちゃんと立っていて、飽きさせないストーリー展開。ホッとする一方で張られた伏線にハラハラしたり。こんな感じのファンタジー本って貴重ですね。設定が特殊すぎると、ハマる以前に取っ掛かりにくいから。早めに次作、借りてきます。←買えよ
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これは今後ラブに発展するんでしょうか?(笑)バビロンの容姿はいいっすね。褐色肌に額には第三の目(ただし刺青)に長剣を操るとことか。そして秘められた真実もね。
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香月日輪さんの本大好きです‼︎
この本もとっても面白かった♡
どの本をとっても、やっぱりこの人の本好きだなぁ。。 -
ファンタジーの典型的な要素がぎっちり。文体は軽く読みやすい一方で、読み応えはちょっと物足りないかも。
2013/04/19 -
これからの2人の関係に期待。
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革命で国が崩壊し亡き母の故郷をめざす、伝説の聖少女将軍を思わせる王女ララと、用心棒の剣士バビロン。
ララの命を狙う追っ手の目的は?
バビロンの出生の秘密とは?
運命に導かれた2人のドラマが始まる。 -
10才ぐらいの女の子と150年生きてる男との珍道中。。
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児童書向けであることを前提にしても面白い。
年の差の恋の模様がとにかく気になる。 -
香月さんなので、フツーに面白いです。ノリもよし。
ただ、コレ、もっと長い原稿をカットしたのかな?のちのち伏線になるのかも?と思ったりするんだけどスルーされてる部分があってちょっと気になっちゃいました。
続きは読みますが、完結してないので一気読みはキケンっぽいかな。待ちきれないほどテンションが上がるかどうかは次巻以降に期待です。
表紙がイメージに合わないとブログに書いてた人がいて、それに関してはふーん、そうなんだ、なんだけど、ワタシはそれほど抵抗がないので、どうせなら角川スニーカー文庫みたいに中にもイラストがあるとよかったな~。 -
「妖怪アパートの幽雅な日常」シリーズが面白かったので、同じ作者の別の作品を読んでみました。
ファンタジーは好きなので、魔法とか剣とかの出てくるこの作品、それなりに楽しめました。亜人種や人間がうまく共存している世界観とかがファンタジーらしいです。
「ナルニア国物語」とか「指輪物語」系のファンタジーだからか、ファンタジーとしては、ちょっと底が浅い感じがしなくもないですが、気軽に楽しめて良かったかな。
この作者の作品に共通する魅力だと思うのですが、登場人物がとても魅力的。
バビロンが、面倒だとかなんだとか言いながら、ララを大事にしているところとか、他人に優しいところとか、出生から辛い人生だったでしょうに、それを誰の所為にもせず運命としてあるがまま、まっすぐに生きているところとか。
そして、ララも重い運命を背負いながら、心美しく逞しく生きている姿とか。ララの中にあるアンバランスさも絶妙で、140歳の年の差を超えてバビロンがうっかり惹かれてしまうのも分かる気がします(笑)。
二人とも宿命を受け入れて、一生懸命生きている姿が素敵。
あと、「人間にまず必要なのは、基本的な幸せだ。それは、自らの手でつくりだすこと。自分たちで畑を耕し、収穫を喜ぶ。家族みんなが健康で、いっしょにいられる。その幸せは金では買えぬ。金で買える幸せは、そのもっともっと、ずっと後で良い。」結構大事なことだと思います。 -
ひこ・田中さんのメルマガで令丈先生がおすすめされてたファンタジー。
「年齢差140歳のカップル」という紹介に、興味をひかれて読んでみました。
読みごたえありました。面白かった〜!!
今まで知らなかったのが、不覚!
「妖怪アパートの幽雅な日常」も、面白いのに泣ける人情噺ですが、
「ファンム・アレース」も「香月節」が満載。
歌うような歯切れのいい文章ですいすい読めて、
物語の醍醐味をたっぷり味わえます。続きが読みた〜い!
「妖怪アパート」も完結したことですし、ぜひぜひ、続きをお願いします。
生まれてきたことも含めて、自分の過去の全ては
ララに出会い、ララを支えるため、と覚悟するバビロン。
かっこいいです。
しっかし、10歳のララにこんなにドキドキしてるバビロン、
あと5年たって、ララが15歳になったらどーすんだろね(笑)。
令丈先生、ご紹介くださってありがとうございました♪
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推薦図書っていうのもうなずける内容でした。
漫画にしたらいいなとも思う。 -
異種族間恋愛・年の差恋愛という、個人的ストライクゾーンを2つもカバーされているし、ストーリー展開もなかなかで面白かった、続刊が楽しみ。