死神うどんカフェ1号店 二杯目 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2014年8月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694872
感想・レビュー・書評
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サクッと読めて面白い。
個性的な新しい登場人物も登場。
原宿系ファッションで人気ブロガーの目黒先輩、お店の常連の小説家、須磨さん。
これから死神たちとどんな関わり方をしていくのか、楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死神が経営するうどんカフェの常連の希子。図書館で出会った先輩とのつきあいを反対されてしまうが……。内省的な希子の決断とその結果が痛いけど、そういうこともある世の中で、それをいかに「受け入れ」て生きていくかが語られていました。いいシリーズになるかも。切り捨てるのは簡単だけど、傷つけるより痛いかもしれない。
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新しい友達ができまた少し生きる楽しさを知った希子と彼女を見守る死神たちのやりとりが楽しいです。
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キコが前を向いていっている。
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イラストもっとください。
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死神がうどん屋始めた二冊目。
死神と人間の関係性が、ただの人間同士になっている不思議。が、それも良い。
自分が人間であるから、死神の気持ちは全く理解出来ないものだが、人間社会で暮らす死神もまた、人間思考になっていくのだなぁ、というのが判る二冊目。
現状、三冊目まで読んだが、今のところはこの話が一番良い。 -
死神の勤怠管理から、希子の内面まで、いろいろ分かる第二巻。
希子みたいに気が回って(気にしぃ屋)、その上で具体的に筋を通す行動いいな。九嵐さんカウンセリングマインドすごい。
いい友達と付き合いなさいという言葉は、悪友と付き合うな、とも、自分がいい人と信じた人と付き合え、ともとれるような。肯定文なのもミソ。
小野さんの生育歴、周りにストッパーというか、傷つけることをやめられない彼の性分はどこからくるのだろうと思う。
あと月太郎の抱き心地気になる。 -
目黒先輩の話方が面白かった‼️
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このお話は、とにかく目黒先輩がとってもキュート!
この年代特有の、希子ちゃんの真面目なものの考え方や、死神さんたちの見守る眼差しの優しさもとてもいいです。これは本当、YA世代の子達の読んで欲しい作品だな、と思いました。
それにしても、希子ちゃんに迫る命の危機に関しては、少し怖いな、と思ってしまいました。こういうことって、世界の見え方によっては、当たり前に存在するのかも知れないですね。その辺りも、YA世代の子たちの心の中に、残ればいいなあと思います。
あっさりと読めるし、でもいろいろ考えさせられる。学生の頃の自分を思い出す。そんな本です。
読んでいて、とてもほっとできる読後感も好きです。
それにしても月太郎可愛すぎます。月太郎の事情も、いつか明らかにされる日が来るのでしょうか。