都会のトム&ソーヤ(13)《黒須島クローズド》 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062695015

作品紹介・あらすじ

幻のゲームクリエーターと呼ばれた黒須幻充郎が、行方不明になる前に残した人工の島--黒須島、
 内人・創也をはじめ、招待されたゲーム関係者。
 そして始まる命がけのゲーム。
 ゲームマスターは、浦沢ユラ。
 閉ざされた島で、生き残るためにはゲームの謎を解くしかない。
 すべての謎が解けたとき、「黒須の遺産」が現れる--。
 
 累計130万部の超人気シリーズ最新作。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ13巻目。孤島もの。
    正体がわからない人物からゲーム関係者に招待状が届き、命懸けで遺産探しをさせられる…というもの。

    意外な形での終焉だった。
    マレーの王族、針井マオさんが今後出てくるのか、どういう形で関わってくるのか楽しみ。
    プランナのユラさんは相変わらずしぶとい。

  • バブル前からゲーム作りをしていて、バブル時に莫大な財力を得た幻のゲームクリエイター黒須幻充郎。

    黒須幻充郎がオープンさせようとしていた人工島遊園地があったのだがバブルが弾けてしまい、彼の財産がほとんどなくなってしまったため、オープンしない人工島遊園地ができてしまった。
    しかし、黒須幻充郎の遺産がどこかにあると噂されていた。

    そんなある日、栗井栄太や主人公の2人を含んだゲーム関係者に「命懸けで遺産探しをしないか」と招待状がきて、参加者は必死で遺産をみつけるという物語だった。

    妨害電波が貼られたり交通手段として来た豪華客船が爆破されたり、捜索の途中で殺されかけたりなど、トムソヤシリーズのなかで1番ハラハラドキドキした。
    しかも、黒須幻充郎は時々参加者の前に現れたりしたが、結局それは本人ではなく、あらかじめ参加者の中で二重人格を持つ人物を見つけておいて、その参加者のもう1つの人格に黒須幻充郎という設定を洗脳させたプランナの企みだった。

    プランナは、黒須幻充郎の遺産をいくら探してもみつからなかったため、そのような計画をたてた。
    もしものために、その一員の浦沢ユラをゲームマスターにさせていた。

    プランナは、本当になんでもやるんだな。今後主人公の2人にどう関わっていくんだろうと思った。

  • ユラさんって誰だっけ。
    分かるような分らないような…。

    遂に死人が…?!
    と思ったけれど、そんなことはなかった。

    人格を擦り込むとか、ネタバラシでも、結構厳しい感じがある。
    伏線はいろいろあって面白かったけれど。

    最近、上下巻が多かったせいか、1冊だと内容はあっさり目かな。

    よく、川でおぼれてた人を助けるために入った人が逆に死んでしまうことがあるけれど、それはこういうことだったのか、と納得。
    知らなかった。

  • 巨大な“密室”人工島でくりひろげられる壮大な宝探しゲーム

  • 【図書館本】厚さの割りにドキワク感が少なかったかなー。詠んでる間はあっという間で分厚さを感じさせないんだけど、読後印象に残ってるシーンの少なさに、自分の記憶力も含めて悲しくなった。神宮寺さんの熱くなってるところが今回のハイライト。彼大好きです。おまけの父親たちも良かった。彼らが本編に絡んでくることを期待しつつ、栗井栄太ご一行さまを『ぎゃふん』と言わせる大作『夢幻』楽しみ。

  • 次巻では脳内アシスタントナオコさんに会えることを願って止みません

  • 今回もすっごく楽しい冒険を創也と内人と一緒にできた(*^^*)♪黒須島でのゲームは命がけでハラハラドキドキしたけれど、二人がいれば大丈夫と思う安心感(^^)ユラさんも将来二人が作ったゲームを上層部に関係なく楽しめると良いな~(*´-`)今回初登場のマオさん♪親父より手の動きが速いみたいだけど、マオさん=矢吹くんで卓也さんよりは遅いんだぁ(^^;)

  • シリーズの終着点に向けて物語の質感が少し変わったように感じる。

  • ひたすら、ただひたすらにないとくんとそうやくんがかっこよかった。
    相変わらず見事なサバイバル能力を発揮するないと。ないとと二階堂さんに助けられつつ自分以外の人の命もう救うため頭をフル回転させるそうや。
    最後のそうやの種明かしと、それを上回ってしまうようなないとくんの謎解きに感動した。偶には正確な推理をするやんないとくん。
    因みに友人はゆらさんがこれめっちゃかっこいいっていってた。

  • 人工島に招待されゲームに参加する。ユラの見せ場。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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