LD(学習障害)とディスレクシア(読み書き障害)-子供たちの「学び」と「個性」- (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 79
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062724128

作品紹介・あらすじ

LD支援は子どもへの理解と愛情から始まる。読み書きができなくても伸ばせる個性がある!日本でも60万人以上という、LD等の子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説。

感想・レビュー・書評

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  • どちらかというと、教育者向け?
    制度や定義、歴史的背景についての説明が多かった。

    ディスレクシアあるいはLDである、あろう有名人の章は面白く読んだが、あとは読むのが辛かった。

  • 読み書きができなくても伸ばせる個性がある!
    LD支援は子どもへの理解と愛情から始まる
    日本でも60万人以上という、LD等の子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説!

    かつて、LDという概念を皆さんにわかってもらおうと努力していた頃、「LDという新しい障害を、あなたはなぜ持ち込もうとするのか」と聞かれたことがある。この問いを何度も自分に向けた結果、たどり着いた答えが「障害は理解と支援を必要とする個性」である。この言葉は「障害もまた個性なり」を下敷きにしている。なんとふところの深い、人間味あふれる考え方だろうか。そうした個性的な状態とのつきあい方をしっかり心得ているなら、この考え方、言い方は正しい。しかし、私たちはまだそれほど賢くはない。LDやディスレクシアという言葉があって、ようやくその状態を理解しはじめるのである。LDとディスレクシア、それらの言葉を通して、彼らの本質を知り、そして、言葉の背景にある人間の素晴らしさを皆さんと共有したい。

    ●なぜ読み書きができないのか
    ●教室の中のディスレクシア
    ●ディスレクシアの背景にあるもの
    ●ディスレクシアの成功の鍵とは
    ●理解する人、支える人がいる
    ●障害が個性となるために
    ●教育用語から日常用語へ
    ●今後のLD・ディスレクシア教育
    ●わが国の特別支援教育の動向
    ●学力を後回しにしてはいけない

  • なぜ読み書きができないのか。LDとディスレクシアについて解説したうえで、その特徴、教育の変遷を述べた一冊。図解も多用され、偉人の例などもあるため、初心者にもわかりやいように感じた。

  • 読書レポート:LD(学習障害)とディスレクシア(読み書き障害)-子供たちの「学び」と「個性」- (講談社+α新書) 上野一彦 著 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=4697

  • 今後の展望まで含めた、LDに関する幅広い視野が得られる。
    6年前の本だが今読んでも非常に勉強になる。

  • ディスレクシアについてよく書かれている。
    分かりやすかった。

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著者プロフィール

(東京学芸大学名誉教授)現在、文部省私学委員。日本LD学会理事長。特別支援教育士スーパーバイザー。著書に『ケース別発達障害のある子へのサポート実例集(小学校編)』『図解よくわかるLD』(ナツメ社)『ササッとわかる最新「LD(学習障害)」の子育て法』(講談社)など多数。

「2020年 『ユーキャンの発達障害の子の保育 さいしょの一冊 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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