えこひいきされる技術 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726207

作品紹介・あらすじ

今東光、開高健、柴錬仕込みのワザとは?
「大物」たちをその気にさせた伝説の超処世術
元『週刊プレイボーイ』編集長が伝授する、チャーミングで情熱的な人間関係のつくり方

人生は“えこひいき”されてなんぼのものである。じっさい民主主義では表向きのフォーマットとして、平等が美徳のごとくいわれている。が、実人生は“えこひいき”されないと出世だっておぼつかない。 恋愛は、最大の“えこひいき”のゲームである。だが、一般論として“えこひいき”は公平を欠くものだと思われている。しかし、わたしのいう“えこひいき”とは、上質な脳みそに裏打ちされた“えこひいき”のことだ。安っぽい“えこひいき”は国や会社を滅ぼすが、上質な脳みそに裏打ちされた“えこひいき”は必ず文化を生み出す。 上質な脳みそに裏打ちされた多くの“えこひいき”がなかったら、わたしの時代の「週刊プレイボーイ」は、毎週100万部は売れなかったことだろう。

●こうやって「大物」と仲良くなった
●こうすれば誰とでも仲良くなれる
●1.初対面の作法
●2.継続させる作法
●3.一線を越えない作法
●4.聞き上手の作法
●5.甘える作法
●6.手紙の作法
●7.じかあたりの作法
●8.馴染みになる作法

感想・レビュー・書評

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  • 日系BPのお悩み相談から「なんて面白い人だ!」と本を拝読。
    しかし、、、なんというか今の世の中に合致していない技術だと思った。
    バブリーな時代でしか起こらない事象やお金。
    たぶんその時代にはそのような技術は役には立ったんだろうし、
    その時代を生きた人には未だに役に立つのかもしれないけど、
    バブルとゆとりの間「ロストジェネレーション」の私にはほとんど
    しっくり来なかった。
    残念。

  • 高校生ですが、おじさまの自慢話という感じで、読みづらかったです。昔のことばかりで、今の私にいかせそうなことも見出せなかったので、星は一つ。

  • アマゾンの高評価は…編集者がかいてるの?
    はじめはちゃんと読んでたけど、数ページもよんだところで
    「ただの自慢かぁ」となってしまい、あとはとばしよみ。
    それでも「僕は〜」「僕が〜」「あの有名な誰それさんと〜」ばかり。

    タイトルも「僕がえこひいきされたシマジです」とかのほうがよかったんじゃない?技術なんて話してないんだし。
    自慢話、武勇伝ばかりだし。


    とにかく全部自慢。
    こういうのに憧れる人がいるなら、それでいいけど、
    飲み屋でループするおっさんの自慢に
    あまり付き合いたくない私には無理でした。



    (横尾さんの「うろつき夜太」を編集された方だっていうのは
    しれて良かったです。あの本はすごいので)

  • 「大物」たちをその気にさせた伝説の超処世術。元『週刊プレイボーイ』編集長が伝授する、チャーミングで情熱的な人間関係のつくり方。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    島地/勝彦
    1941年、東京都に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開。一浪一留して青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長を歴任した後、広告担当取締役、編集部担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役を10年勤め上げ2008年11月退任。現在、毎週火曜日『東京スポーツ』紙で「ちょいワルおやじの人生智」、毎週木曜日「日経ビジネスアソシエオンライン」で「乗り移り人生相談」、『Choice』で「冥土までの暇つぶし」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • これを、ハウトウ本として読んだら発狂してしまう。自慢しているだけのほんだから。
    でも、島地さんを好きになって読んでみると愛らしい本に見えてきてしまう。

  • 自慢本。自分はこんなにえこひいきされてますよ、ということを自慢しまくるだけで、その技術はほとんど書かれていない。紹介されている人に興味があれば読んでもいいが、その人たちに興味が無ければ、あんたとそのお偉い人が仲が良いのはわかったけど、だから何?以上のものはない。

  • 塩野七生:カエサル他、柴田錬三郎:眠狂四郎、開高健、今東光(コントウコウ)、その他、「おやじと私」、「小沢主義」

  • 破棄すみ

  • おとなの作法として勉強になりました

  • タイトルの「えこひいき」されるためのTipsはほとんどないので、釣りタイトルといえばそうなのだけど、それを補って余りある楽しいエピソードが詰まった本。
    ダンディズムとか洒落者とか、知性とか文化とか、そういった神保町界隈の空気がリアルに感じられれて良かった。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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