庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726641

作品紹介・あらすじ

恐いけどのんきな閻魔、鬼卒もすぐ隣にいる。別府、箱根、京都など日本中に遺る「地獄」には日本人の粋な「適当さ」が息づいている。

感想・レビュー・書評

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  • 「はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある」で、興味を持った本です。

  • 恐いけどのんきな閻魔、鬼卒もすぐ隣にいる。別府、箱根、京都など日本中に遺る「地獄」には日本人の粋な「適当さ」が息づいている。(アマゾン紹介文)

    紹介文だと「適当さ」しか伝わんない。
    地獄信仰についても触れられているけれど、サブタイトルの奪衣婆に対する情熱のほうがはるかに大きい一冊。
    繰り返し語られるその情熱っぷりに、寺にはあまり興味を惹かれない私もついつい立ち寄りたくなってしまった。
    ただこの本は、新書という形ではなくソフトカバーでカラー写真満載のほうがより楽しめたように思う。文章も随分と軽いし。

  • 宮田珠己さんの旅するように読んだ本、で紹介されてた

  • (チラ見!/新書)

  • 面白かったが、ちょっとふざけ過ぎ。タイトルも大袈裟。
    いろいろな奪衣婆がビジュアルで見れるのはいいかも。

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著者プロフィール

中野 純
<プロフィール>
体験作家、闇歩きガイド。一橋大学社会学部卒。闇をテーマとした文筆活動やナイトハイクの案内の傍ら、夫婦で少女まんがの専門図書館「少女まんが館」を運営。主な著書に『「闇学」入門』(集英社新書)、『闇と暮らす。』(誠文堂新光社)、『庶民に愛された地獄信仰の謎』(講談社+α新書)、『闇を歩く』(光文社 知恵の森文庫)、『月で遊ぶ』(アスペクト)、『少女まんがは吸血鬼でできている』(大井夏代との共著、方丈社)など。東京造形大学非常勤講師。

「2022年 『闇で味わう日本文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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