泣きの銀次 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730372

感想・レビュー・書評

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  • 捕り物だけあって犯人当て謎解き部分が多いが案外簡単な話だ。それよりも銀次という岡っ引きの魅力が何とも微妙だけど、お芳と結ばれたことはよかった。「お前だけ助かって」の台詞が出たときは、思わず悲しくなってしまった。

  •  宇江佐真理「泣きの銀次」、2000.12発行。老舗・小間物問屋「坂本屋」の若旦那であり、かつ八丁堀の泣き銀と呼ばれる岡っ引きでもある銀次28歳と坂本屋の女中お芳17歳の長い長い道のりのラブストーリーです。

  • 妹の死をきっかけに、江戸の大店の跡取りの地位を捨て岡っ引きになった「泣きの銀次」が主役の長編。あまり厚くない本でもあり、さらさらり〜っと読めました。捕り物を中心とした人情噺ですが、市井のいろんな職業のヒトビトが登場して、いつものようにとても面白いお話でした。「伊三次シリーズ」とはまた少し趣の異なるカンジで、なかなか良いです。「続」もすでに手元にあるので、楽しみであります。むひひ。

  • 解説:諸田玲子

  • 続編があることを(いまさらながら)発見!
    ぜひ読みたいです。

  • たくさん人が死ぬ残酷さを、銀次とお芳の恋がやわらかくカバー。

  • 宇江佐さん作品、初めて読んでみた

    THE☆江戸人情モノです

  • 作者買い。
    とてもよい。

  •  読了。

  • 初版本

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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