- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733717
感想・レビュー・書評
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めめちゃんの書いたものはすべて目を通していたと思ったら未読だった。そういや博打エッセイも未読だ。は、さておき。保護犬「コマ」のおかあさんになっためめちゃん。いつものエッセイの語り口とは異なる「おかあさん」としてのめめちゃん。だけど、やっぱ中身はめめちゃん。人のご飯を分け与えたり、自分の都合で全バリかけたり、今だったら、ちょっとな…って思うところもあるけれど、それはそれとして、コマへの愛情は間違いないわけで。犬漬けだった過去の話は新鮮だった。
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表紙裏
みすぼらしい雑種の捨て犬を自宅に引き取った日、私は「おかあさん」になった。だが、コマと名づけた愛犬が大人しかったのはその日だけ。盗み食いはする、抜け毛による大気汚染は深刻、いろんな言いつけが守れない。恩知らずな我が子とのバトルな日々は、けれどこんなにも素晴らしい喜怒哀楽に満ちている。
目次
コマが来た!
セカンドおかあさんのこと
食いしん坊コマ
コマとお散歩
コマは恩知らず
コマのコンタミ
誰でもいいの?
コマの居場所
コマとお友だち
コマの運命
おおむね いいコ
コマはシンプル
性悪女・・・?
甥っ子シンシン
コマへの手紙
コマのおかあさん -
つくづく、愛情深い人だなぁと思う。
コマは、鷺沢さんと運命の出会いだったのかな。それとも、出会ったのがコマじゃなくても、鷺沢さんは同じように愛情を注いだんだろうな。でも、きっとコマと鷺沢さんの出会いは必然。
人間の子供にすら、愛情を注げる自信がないわたしには、思わず涙してしまう一節もありました。
コマと鷺沢さん、いまごろは一緒に幸せに過ごしてるかな。
そうだといいな。 -
2010年1月12日購入。