- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062736619
作品紹介・あらすじ
完全な密室で発見された残虐な刺殺体。周囲のぬかるみに足跡も残さず消えた犯人。そして現場の床に整然と敷き詰められた赤い紙の謎。幾重にも重なる奇怪な状況に警察は立ち往生するが、小二の御手洗少年は真相を看破する。表題作ほか名探偵・御手洗潔の幼少期を描いた「鈴蘭事件」収録。ファン垂涎の一冊。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「鈴蘭事件」と「Pの密室」が収録されています。
鈴蘭事件は御手洗が女嫌いの理由がわかる話でした。
Pの密室はトリックよりも犯人の動機と最後の切ない終わり方が印象的でした。 -
小さい頃の御手洗さんの事件。周りにある事、ひとつひとつ観察して、よく考えて、利用していたんだなぁ。
『鈴蘭事件』と『Pの密室』。Pはピタゴラスだったんだね。なるほどね。 -
御手洗さんの子供時代が描かれているという御手洗さんシリーズのファンにはときめきもののお話です。
石岡君と里美ちゃんもかわいいですが、里美ちゃんと仲の良い男の人に嫉妬するのはちょっと気持ち悪いと思いました。
御手洗さんの優しさが表現されていてほんわかしました。 -
11月の2冊目。今年の188冊目。
御手洗潔の幼少時代が描かれた作品。しかし、本当に幼稚園児や小学生か?って思った。まぁ名探偵が小学生のころから活躍するのって言うのはわかるし、その後の御手洗潔の頭のよさを立証するような事実が挙がっているので、まぁ説得力はあるが・・・。やっぱりすこし違和感を感じざるを得ない。内容は、面白いです。なるほどなーと思うような本格ぶりでした。 -
ミステリーとしても面白いし、「泣き」の要素も素晴らしい。
-
これまた石岡、里美コンビの短編集。
今回は御手洗の幼少期の話。
本編もさることながら、御手洗自身もなぞ多き人物。
徐々にあきらかになってゆく。
御手洗シリーズの伏線のような中篇作品集
Pno密室のPとはいったい。
後は本編をみよ! -
御手洗少年、頭良すぎナリ。
短編といっても2編なので、"物足りなさ"は無いナリ。
(普段は短編は読み応えが無いと思ってるナリ。)