反撃 上 (講談社文庫 ち 5-3)

  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736657

感想・レビュー・書評

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  • ジャック・リーチャーシリーズの2作目。

    しかしまあ女性捜査官誘拐するのに、なんでジャック・リーチャーシみたいな大男まで間違って攫うのかねえ?バッカじゃねーの、というのが最初の感想だけど、それだと物語が始まらないもんね、というわけで下巻の反撃に期待。

    Amazonより---------
    誘拐犯の誤算はこの男の存在だった

    女性FBI捜査官とともに誘拐された元軍人の風来坊。
    切れる頭とタフなボディで、男は反撃の機をうかがう。

    元米国軍人ジャック・リーチャーは、シカゴで片脚の不自由な女性ホリーに手を貸した。その刹那、銃を持った男たちに急襲され、2人は車に押し込まれる。誘拐犯の狙いは明らかにホリーだ。FBIとはいえ新任の内勤捜査官に過ぎない彼女は、なぜさらわれたのか。全米ベストセラーのサスペンス・アクション痛快作!

  • 評価4.0
    いきなり誘拐される立ち上がり。偶然一緒に誘拐されるのは無理がありそうではあるが、非常に読みやすい。大物の娘であるFBI職員と元軍人の組み合わせ。誘拐側がプロっぽくないのと誘拐の目的が不明なことが気になるが、スムーズに読めて面白い。
     犯人グループの一員とリーダーぽいのが分かったことである程度の捜索が可能とも思われたがまだ上巻真ん中。まだまだ苦労が多そう。
     敵のアジトに監禁される、リーチャーを生かしておく理由も物語の主人公だという以外になさそうにも見えるし、潜入捜査員も身バレしそうだし、ドキドキする展開。娘にもまだ謎がありそう。 
     脱出を試みる前に上巻は終了。当然下巻を読むことになるが、なんとkindleの販売がいつの間にか終了になっている。それどころか文庫本も販売されておらず、仕方ないので古本をやや割高で購入する羽目に。上巻と一緒に買っておけば良かったが、こんなことがあるのか。

  • 紙の本で。
    こういう連中が実在するのが怖い処。

  • ジャックリーチャー第二段。
    いきなり事件に巻き込まれるリーチャー。
    下巻はどうなる?

  • 上下巻を読んだ感想等を雑記

    私が認識しているリーチャー像
    コナンくん(死神体質)+ジェームズボンド(恋愛趣味)+圧倒的な力&思考能力
    =巻き込み巻き込まれ、そして最後は敵を壊滅

    入りがアウトローからで出版年度順に読んでいる訳ではなかったので、本作を読む限りプロットの荒削り感はあるように感じた。
    ただ、リーチャー像は初期作から既に確立されていたのだということを実感。

    早い展開で畳み掛ける部分と、状況の描写やリーチャーの思考を描く場面とで、文字を割いている量に長短をつけている部分が読んでいて気持ちいい(苦手な人には苦手なんだろうが)。
    原書を読んでいても、短文で畳みかける文体は読みやすい。
    この型も初期作から作られていたんだということを体感した。

  • 本を読む速度が急に衰えてきた。「これはいかん」と思い、昨年11月に『隠蔽捜査』シリーズを1日2冊ペースで読み、12月からはリー・チャイルド三昧である。ラドラム、パーカー亡き後、私が唯一頼みとするミステリ作家である。
    https://sessendo.blogspot.com/2022/02/blog-post_5.html

  • 元アメリカ軍人のジャック・リーチャー・シリーズ2作目。大まかな設定は結構分かりやすくなってると思うが、そこにヒリヒリするストーリー展開がある。リーチャーの強靭な超人っぷりが結構好きなので、ここからどうするんだ?!って思いながら読んだ。笑 次も楽しみ。

  • 偶然こんなことに出くわすとは?

  • 2020.11.19 読了
     このシリーズ、事の発端は常に巻き込まれスタイル。今回は重火器武装の民兵組織によるFBI女性捜査官ホリーの誘拐事件。このホリー、父は統合参謀本部議長、名付け親が現職大統領というバリューMAXの女性。ともに捕縛されるが、その戦闘力を活かして徐々に挽回してゆき・・・最後はカタリシスへ・・・

  • 反撃〈上〉 (講談社文庫)

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著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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