川の深さは (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2833
感想 : 298
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738279

感想・レビュー・書評

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  • 川は物語の最後までちゃんと流れてて海まで泳ぎ切った
    内容については私に素地がまったくないので評価できない
    そりゃ無茶だろ!?は爽快感で打ち消して、加筆で読後感しみじみできたので、やっぱり過不足なく面白かったと思う。
    人物の情熱は過多だったかもしれないけど、それがなかったら多分川の途中で力尽きてただろうし、話もつまらなくなってそう。
    女として若干抵抗ある部分はあるけど、こういう話には付き物のでもでもだってちゃんにしては受け入れやすい
    青い海が見たくなった

  • 2015/5/17図書館から借りてきた。
    宝塚のbook1stで推薦されていた。

  • 登場人物がみんな魅力的で、スリリングなストーリー展開がまるで映画を見ているように、テンポ良く進んでいく。臨場感あふれる小説。

  • お、面白いよ〜!福井さんの作品は、ロマンチックで恥ずかしいんだけど、やっぱロマンチックで最高なんだな…

  • 江戸川乱歩賞の歴史上、話題をさらった受賞作は数あれど“受賞しなかったこと”が大きな話題となった作品はこの一作だけでしょう。
    「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の著者、福井晴敏の実質的なデビュー作にして、必要なものは全部詰まってる傑作。
    気づけば同氏の著書の中で最も読み返している本になっています。

  • 2003/10/21 読了

  • このミスベスト10、2001年版10位。この人のはだいたいコミックの原作っぽい。派手なアクションが売りかも知れないけどなんか飽きる。気楽に読み進めるので、エンタメとしては及第点と思います。

  • 話が行ったり来たりしていて少しつかみどころのない感じ。もうすこし一気に読めるような話でも良かったような。

    この人の作品では大事なキーマンが死ぬ傾向が高い気がする。亡国のイージスもそうだった、ような。

  • 現役を退いたおっさんが奮起する的な話(とても語弊がある)
    タイトルの川の深さはは心理テストで、答えた川の水かさによってその人の情熱さが分かるらしい。
    軍事謀略物というか、エンタメ感の方が強い作品だと思います。説明がちょっとくどいかもですが、自分のような一般人にはこれはこれで勉強になる気がします。自衛隊の構造とか警察との関係とか(あくまでフィクションですが)
    亡国のイージスの元祖版といった感じ。頑張る若者に感化されるおっさんとか、大好物です。

  • 読んでる途中で、ウッカリAmazonレビューを見てしまい、オチとかモデルとか知ってしまったのが残念。
    先入観なく最後まで読みたかったなー

    もうちょっとコンパクトにできる部分がある気はする。

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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