- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749152
作品紹介・あらすじ
『炎立つ』『火怨』…… 大河3部作の決定版
織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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九戸政実のお話。秀吉に〜と副題があるが、第一巻は九戸と南部の内乱争いのみ。名前が少しごっちゃになるが皆キャラクターがしっかりしており長編として期待できる内容。ただ「政実は爆笑した」といった言い回しが気になった。
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3巻ある
最初の一冊
登場する武将が多すぎて、関係をつかむのに苦労した
地図と武将の組織図(家系図)があれば嬉しい
今後の展開が楽しみだ -
信長の野望が好きだから南部家は知ってる。だけど深くは知らない。九戸政実の物語だけどよく分かる。全然戦しねぇじゃん!
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九戸政実の話、、、モヤモヤする。2へ続く
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とあるテレビ番組で九戸政実のことを知り、今まで其の名をまったく知らなかったこともあり、さっそく九戸政実を主人公にした全3巻の小説を買い求めた。作者のことも寡聞にして知らなかったが、読み始めてその筆力に脱帽した。続巻が楽しみである。
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北の鬼、九戸政実の歴史巨編。
陸奥の南部家の九戸党、棟梁九戸政実は、安東愛季らとの勢力争いで、力をつけ、南部家の一大勢力として力をつけていく。
当主晴政は男子晴継が生まれると、一時は後継と決めた石川信直への不信を抱き続け、晴政ならび九戸氏の連衡と信直を盟主とする南長義、北信愛の連合の間で対立を深める。
南部家24代当主晴政が死去、その葬儀の帰りの際に後継者である第25代晴継(はるつぐ)が暗殺される。 -
陸奧三部曲最後一部。最近買了第四部,因此回頭來讀第三部。這本的主人公是南部家九戶政實,時值南部晴政政權時代,九戶黨騎馬隊是南部家中相當重要的戰力。晴政原本將石川高信的兒子信直收為女婿及繼承人,但是自己生了兒子晴繼之後就想廢除信直,九戶黨也被捲入晴政的私心之中糾纏不清,而政實也讓自己弟弟實親成為晴政女婿,希望也有獲得南部執政權的一天。長達數年的糾纏,晴政終於隱居,實親成為晴繼的後見役。
作者的作品主人公總有一種颯爽的感覺,戰爭和家族之間的情誼依然寫得很細緻。續讀第二卷。 -
風の陣から時が進み、舞台は戦国時代。都からの距離がガラパゴス化を招く一因になっているのか、相変わらず東北だけは独自の混沌が続いている。
安倍貞任や藤原義家の子孫が登場するところが高橋ファンの心をくすぐります。
いつもながら人物が活き活きとして面白いのだけれど、お家騒動的な権利争いに多くの頁を使うところだけは何とかならないものか。 -
感想は『3』にて。