ヴァンパイヤー戦争 7 (講談社文庫 か 54-13)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749657

作品紹介・あらすじ

騒乱状態にあるアフリカの独裁国家ブダーへ九鬼鴻三郎は長年の相棒ムラキとともに潜入した。九鬼は宝鏡と謎の美女を密林の奥に追うため。ムラキは己の復讐のため。だが首都を舞台に超大国が目論む策略には裏があった。不死身の大統領暗殺計画に仕掛けられた罠。宮殿に飛び込む二人を待ち受けていたものは。

感想・レビュー・書評

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  • 九鬼とムラキはブダーに潜入し、それぞれの目的へ向けて行動を開始します。ムラキのねらいはネクラーソフを暗殺することです。しかし、そうした彼らの行動を利用して、ブダーの独裁政権を倒し、ソ連に奪い取られた「月のマジックミラー」を脱会しようとするCIAの「僧正」ことケン・ダックスがたくらんでいることが明らかになります。

    超人的な力をもつ吸血鬼が登場し、宇宙規模の壮大な抗争を背景にもつ本シリーズですが、この巻は比較的物語がまとまっており、落ち着いて読むことができたように思います。

  • 本格的にアフリカ編始まりました。
    ムラキがかっこいいね。
    暴力が暴力的すぎる。

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著者プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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