十津川警部 姫路・千姫殺人事件 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752138

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  • 千姫の末裔との触れ込みでテレビの鑑定番組に打掛を出品した姫路の美女、本多あかり。この番組への出演をきっかけに、注目を浴びた彼女に接近した者たちが次々と惨殺される。

    姫路が舞台になっている訳ではなく、単に千姫が一時姫路城に住んでいたという理由で謎の美女も姫路在住なのだ。

    犯人探しではなく、動機探しのミステリーだが、ほとんどファムファタル的な謎の美女本多あかりで最後まで読ませる一冊。読者の予想通りの結末も待っている。

  • 千姫の末裔という女性。
    ゆかりの品の「お宝鑑定」。
    テレビの番組の裏側を知ることができる。

    登場人物の不思議さと,
    十津川警部の常識人としての振舞が,
    西村京太郎の良さだということを再認識できた。

    「刑事として自殺されたのは残念だが、」
    終わりは納得できるものではない。

  • テレビでもよくみるシリーズだが・・・
    ちょっと物足りなさを感じてしまった。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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