竜の柩(6) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.03
  • (28)
  • (15)
  • (18)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 173
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755108

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ第六弾、遂に完結。現代に帰るために遠くイギリスまで来た虹人一行。イギリスで出会ったのはホームズの産みの親コナン・ドイルだった。長かったが最後まで読み終えた。全体的に面白いシリーズだった。古代の謎に興味があるのならお勧め。

  • <2006-10-18>とうとう読み終わってしまいました。長かったような短かったような。壮大すぎて何も言えない。でもこの終わりかたで本当によかった。ひと安心。6巻帯コピーの「時空を超越し、友情が謎を解く」が身に沁みました。もう竜の柩ツアーするしかない。その資料作りのためにも、もう一度じっくり読み直します。

  • 最終巻の舞台はロンドン。
    かのコナン ドイルと交流した後は、鹿角の霊とイシュタルの助けを得ていよいよ現代に戻れるかと思いきや、今度はパラレルワールドに迷い込むという最後まで超常現象と歴史上の有名人ラッシュは途切れなかった。
    この壮大な物語は最初から構想にあったのか、それとも書き進むにつれてイマジネーションの暴走が止まらなくなったのか。
    後者であることを願って楽しめるのが真の高橋ファンだという自負がある一方で、ビギナーにはとんでもないオカルト小説のように見えてキツイだろうな。
    とにかく高橋氏の知識と独特の想像がふんだんに織り込まれた長く楽しいシリーズでした。

  • ぐるーうっと回って元に戻ってきました。

    途中こんがらがる箇所もありましたが
    終わり方が何ともキレイでシリーズ通して楽しんで読む事ができました。

    虹人のやり取りをもう読めないと思うと少し淋しいですね。

    ちなみに私は南波推しです。

  • 東北地方などを舞台とした作品です。

  • いつの間にかタイムパラドックス物語になってしまって、そんで最後の「解説」でとどめを刺されてしまって おしまいぃー、って感じでした。あいかわらづ、途中での引用が多くてまいった。これって今言うなら コピペッ! ぢゃないっすか。そりゃ引用は効果を発揮する場合もあるけど、ちょっと多過ぎではないですかぁ。そんで、とっくに竜の物語ではなくなっていて、幽霊/霊魂のお話になってるしぃ。後半の○○が幽霊になって登場するあたりからは、タイムパラドックスのきわどい説明と合わせて、もう土俵際寸前で青色吐息の状態であった、と思いました。すまんこって。おしまい。

  • ハードカバーでどこまで読んでたかな・・。
    主人公の名前をずっと読み間違ってた。。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋克彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×