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- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062755924
感想・レビュー・書評
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町人の娘が如月流という剣の流派を継ぐというユニークな話だ。女ということ、町人ということ、いろいろなことを思いながら、地方大名のお家騒動にも巻き込まれながら、剣の奥義を追求していく話なのである。水の如く流れるような剣というのが面白い。剛ではなく、こういう柔というのも成り立つような気がする。剣道のことなどはよく知らないので、なんともいえないが、作者はいろいろと武道をやった人らしいので、文章にも説得力があるように思う。とどめを刺しに来た一瞬の隙を衝くなんて凄いぜ。最後は、めでたしめでたしでよかった!
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一子相伝の流派「如月流」。やむをえぬ事情から、女子ながらこの流派七代目を継ぐこととなった主人公は、剣の道を磨きながら次々の襲いかかる難敵を倒してゆく娯楽小説。
敵味方が次々に代わってゆく展開はスピーディーで最後まで一気読み。
ただ戦いの場面は、読んでいてその状況が頭の中で描けない。目に浮かぶような表現とはいえないのが残念。 -
10/28-10/29
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