- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062757102
作品紹介・あらすじ
考えろ。いかに生きるかを!
人生は、思っているほど長くはない。
防衛庁の庁費横領事件に隠された巨大な陰謀。その渦中に分け入った少女と少年の熱情が、7つ目の染み(シテイン)を刻む。オリジナル長編コミック。
防衛庁に勤める父が起こした巨額の庁費横領事件――。高校生の松宮香奈は家族、友人、すべてを失ってしまう。生きる希望を見出せなくなったとき、如月行という名の教育実習生が現れる。だがそれは、事件が香奈にも及ぶことを意味していた。『6ステイン』から続く、漫画でしか読めないオリジナルストーリー。
感想・レビュー・書評
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買ってビックリ!!(゚ロ゚屮)屮
漫画だった。
けど、おもしろかった。絵も嫌いぢゃない。
けど…出来れば小説がよかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「C-blossom case729」福井晴敏/霜月かよ子
アクション。グレー。
福井さんが原作の、漫画文庫です。
漫画文庫だけあってページ数は456枚と厚めですが、内容的には「6ステイン」の一編というくらいの位置づけでしょうか。コマ割りが妙に大きいってのもあるんですけど。
正直ちょっと違う雰囲気の作品になっているので、そう思って読んだ方がいいですね(笑)
これはこれでいいもんだ。と。
行の大活躍譚、アナザーストーリーです。(3) -
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防衛庁に勤める父が起こした横領事件。
そのため、高校生の松宮香奈は、家族、友達など全てを失う。
しかし、それは、巨大な陰謀の始まりに過ぎなかった。
如月 行、とは、誰なのか。
本当の敵、本当の味方は、誰なのか?
二転三転する、緊迫したストーリー。
ハラハラドキドキの展開に、楽しめます。
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漫画。
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『6ステイン』の方は小説で、『C-blossom』の方は、続編?なんだけど、マンガです。
福井晴敏の本は、父がたまに買ってるっぽいけれど(本棚に2冊くらい入ってた)、あたしが読むのはこれが初めてです。
うん、ハードボイルド。ハードボイルドは好きです。
『6ステイン』は6つの話からなる短編集。
リンクするストーリーもあれば、1話だけ独立してる話もあり、の。どれも結構おもしろかったです。なんかやっぱり、ギリギリな感じがいい。
でも、ハードボイルドって、あたしが思うに、2種類あって…。
読んだ後にスッキリして終わるものと、読んだ後にも、読んでるときの気持ちを引きずっちゃうもの。『6ステイン』は明らかに後者でした。
なんか、後味が悪いわけでは全然ないんだけど、ふと思い出して、ぼ〜っと考え込んじゃう。
でも、いい小説。
で、『C-blossom』の方は、『6ステイン』に比べると、読みごたえがないし、全然ハラハラもしないけど、そして「解説」に興ざめだけれども、絵柄は好きです。
↑ 精一杯のフォローです。
『6ステイン』だけでもよかったなぁ。 -
「亡国のイージス」ありき。
読んでいるとニヤリとする場面もある。
「6ステイン」→「本作」→「亡国のイージス」
って感じ。
でもやっぱり福井晴敏はくどくどと人物を書いてこそだと思うので、
漫画原作では魅力半減な気がする。
これと比べると
「ガンダムUC」はアニメとうまいこと補完し合ってるよね。 -
福井晴敏が「漫画の原作書きたい!!」と思ったことから連載が始まったらしい。
6ステインと亡国のイージスの後に読むべし!!な一冊。 -
『920を待ちながら』から『亡国のイージス』につながる如月行の物語。如月行ってキャラ、寡黙でほとんどしゃべらないんで、相手役に語らせるかアクションでしか表現できない。微妙な内面を描くにはマンガには向かないかもなぁ。
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開いてびっくり。漫画かよ!!と思いきや、・・・いや、意外と良かったです!!