- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062757508
感想・レビュー・書評
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読みやすい。しかしもやっとした気持ちにもなる。
母親のような、悪気のない思いこみによる間違いって、間違いと認めることに意味があるんじゃないかなぁとぼんやり考えた。認められない人も多い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
痛くて辛い読書体験だった。
孤独、不安、後悔、自己嫌悪、負の感情の中でやっと笑顔でいられる相手を見つけたのに、その人の力になりたいのに‥、というもどかしさ。
とにかくキツい。
主人公は強い女の子だと思う。
困難なことに対しても一直線にぶつかっていくのは本当に凄い。
私だったらきっと逃げてしまう。 -
【あらすじ】
小さいときから「仕事ニンゲン」の両親に自立を強いられて育ち、15歳になった深澄。
お嬢様学校になじめず、いつも不思議な毎日を送っていたが、ある日、街はずれの崖の上で不思議な異国の少女に出会う。
友達になろうとする二人の前に、お金、親子、学校、仕事―――――大人たちの世界が冷たく立ちはだかる。 -
主人公は中3の女の子、深澄。
これと決めたら一直線。その行動力は見習いたい。
でも考えがいつも浅い…。若さゆえか?
それと、感情がころころ変わる。しかも些細なことで。これも若さゆえ?
そんな深澄が異国の少女と偶然出会ってからのお話。
周りの大人に翻弄されながらも懸命に考え行動する深澄。
カバーの穏やかさからは想像も出来ない事態が次々と!
最後まで目が離せません!
会話文が多くて読みやすい★ -
主人公は中学生なのに、親からは自立するように強いられている。
自立って良い言葉に思えるけれど、結局この親は自分が大切で子供のことなんか考えていないんだろうな。
結局、親には頼れない、自分で判断しなきゃいけないということで、大人からするともどかしい選択をしてしまっている。
文庫のためのあとがき納得させられた。 -
うん。。なんか伝わってくる。。