- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062758185
感想・レビュー・書評
-
2007/08
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「橋姫」以下、宇治を舞台にした物語が続き、これが世に言う「宇治十帖」だそうで、残り七帖あるわけだ。煮えきらぬ恋愛話が、ウジウジウジウジとウジ十帖連なる。
-
寂れた山荘に暮らす美人姉妹と、彼女達に思いを寄せる2人の美男子の物語がメインとなっている。薫と匂宮はタイプは違うけれど、2人とも少女マンガに登場しそうな完璧なイケメン。八の宮が亡くなった後の大君と中の君の境遇は、現代とは比べものにならないくらい不安定なものだったはず。出家というセーフティーネットはあるものの、周りに反対されれば思いきれない。苦悩のあまり潰れてしまった大君が哀れだった。源氏の思いをばっさり振り切った女三の尼宮とは対照的。姉に先立たれてしまった中の君は匂宮のもとへ引き取られるのだろうか。
-
宇治十帖に突入。やっぱり光源氏の話よりこちらのほうが読みやすくて好きです。先に『あさきゆめみし』を読んでいたのでキャラクターが掴みやすかった。
-
巻一に記載
-
2007年8月11日購入。
2011年9月16日読了。 -
8巻目!