φは壊れたね (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758987

感想・レビュー・書評

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  • Gシリーズ、第一弾

    既に多くの素敵レビューで書かれてはいますが、やはり今シリーズは、森ファンへのサービス向けかと。

    ストーリーとしては結末が推論で終わってしまってる点でミステリなのかわからなくなってるなぁ。まだギリシャ文字に関しても意味がわからない。兎に角読み進めるしかない。
    「だって森博嗣ファンなら12冊、全部読むでしょ?」って言われてる感じがします(勝手な想像)

    ただ、登場人物の山吹早月らは、前シリーズと比べれば大分常識人。(?!)それぞれの心境には共感しやすいし、その点Gシリーズは読みやすいと思う。Vはかなり個性的な人の集まりだったからね。ただ海月久介はやはり森博嗣っぽさ、というか謎めいたキャラが前面に出ているなぁと思う。

    今後謎の探偵赤柳やS&M、Vの登場人物、はたまた真賀田四季博士がどう関わってくるのか楽しみです

  • 再読。まだGシリーズ既刊とS&Mシリーズの半分までしか読んでませんが一冊も読んでなかった前回よりは楽しめました。国枝先生とか犀川先生とか萌絵とか鵜飼さんとか三浦さんとか。もちろんGの3人も。というか山吹と海月の仲が良すぎて引く(ほめてる)。でも、事件の真相については、やっぱり前回読んだ時同様うまくぼかされた気がしてならない...真実は決して分からないって言われても、だったらミステリとか推理とかどうなってしまうの?という感じ。もしかして全然そういう話じゃなくて単なる私の理解力不足かもしれないけど。読んでる途中はとても楽しくて読みやすいです、キウイγ発売までに何冊再読できるかな...

  • 勢いで続きを読まないと、冷めてしまいそう。

  • Gシリーズ一作目。あっさりと読めます。
    キャラと会話は相変わらずとても好き。
    犀川先生にはもっと出てきて欲しい…。

    トリックとかストーリー自体は、今回はあっさりし過ぎて微妙かなと思ったけど、でも今後の展開が気になる!

    かちん。
    可愛いな。

  • 表紙がすてきだなーと思ったら、デザインが樋口真嗣だった。なるほど。犀川先生が出てくるとときめくのは、もう、仕方ない、仕方ない……

  • 本書は森さんのS&Mシリーズ、Vシリーズに続くGシリーズの第一作です。
    このGシリーズは前の2シリーズの登場人物たちが登場したり、ストーリーにある程度の継続性が見られます。
    その為、前2シリーズを読んでいた方がより楽しめるのは間違いがありませんが、しかし、だからと言って知らなければ楽しめないのかと言えば、さにあらず。

    私は前2シリーズを読んだ事がありますが、既にその時から時間が経過しており、その為何かの切っ掛けでもなければそのストーリーが一切思い出せません。
    また思い出した所でその内容はおぼろげな物と言う有様です。

    こんな私でも楽しめるのですから、後は推して知るべしです。


    前置きが長くなりましたが、以下であらすじをご紹介。

    友人宅を訪ねた大学院生が、同じマンションの一室で他殺体を目撃する。
    現場の状況から密室殺人の可能性が取りざたされる中、犯人扱いされかねない立場に陥った彼を救う為(と言う口実で?)、S&Mシリーズの探偵役、西之園萌絵(にしのその もえ)を始めとする研究室関係者が真相究明に臨む。
    果たして彼らは殺害現場の奇妙な状況の謎を解き明かす事ができるのか?



    最後に明らかになる真相は多くの読者の意表を突くとともに、これに対する賛否が分かれるかも知れません。

    しかし、久しぶりに読む「森博嗣」。
    うっかり森博嗣節を忘れていた為、私も意表を突かれてしまいました(笑)

  • Gシリーズのスタートです。
    内容が意外にあっさり。

  • 登場人物の名前が普通!(Vシリーズと比較して。)
    安定の面白さ。加部谷ちゃん、カワイイな~
    余韻の残る終わり方も、いろいろ想像が膨らみ好印象。
    個人的にはナイスタイトルだと思います!

  • 読み終わった。

    森さんの小説は本当に数学的な感じ。

    一体どういう人なんでしょう。

    森さんという人が気になる。

  • S&Mシリーズの続編、「Gシリーズ」
    山吹が聞いたドスンって物音は結局なんだったのだろうか。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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