- Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062761314
感想・レビュー・書評
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テーマが重い。
キャラ付がちゃんとされているのもあってかさくさく読める。
一作目より好きかなー。
「おかえりなさい」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9
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不法滞在外国人・人身売買・児童ポルノなど、とってもヘビーな
内容です。そしてとても難しい問題です。
警官として法を遵守することと、人として優先させることを両立出来ない時はどうしたらいいのか。登場人物達が、皆それぞれの立場・性格から色々考えます。読者も登場人物と一緒に色々考えさせられますが、一筋縄ではいかない非常に難しい問題ですね。
それについて武本は「両立するように努力する」と言うんですけれども、非常に武本らしい発言ですね~。
それにしても、「冷血」と呼ばれる和田の過去はひどすぎます
何もそんな酷い目に合わせなくても。。。と思ってしまいました。
これは続きがあるのかなぁ、潮崎が戻って来てどうなるのか?
楽しみです。 -
2011/11/09
復路 -
「警察ってなんだろ」
シリーズ第2弾。
法を守ることの難しさ。
法と警察は実は相容れないもの。
警察と法を考えさせられる。 -
これはかなり重くて難しいテーマ。でも、かなり突っ込んでます。いろいろと考えさせられました。
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外国人の不法滞在に端を発する人身売買や児童虐待等。やるせない話だ。そして明快な正解が無い。それは作中にあるように犯罪者も警官も人だからか。しかし改善はされているのか。そうであって欲しいが。潮崎が、一般人なのにそんなに絡んできていいのか?と思ったのだが、無口で無骨な武本だからこそ、明るくお喋りな潮崎がいないと話が進まないのかもね。
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警視庁蒲田署に異動となった武本は、不法滞在外国人を母に持つ幼女監禁事件を追った。一方、かつての上司、潮崎は、武本の力になりたい一心で、独自に事件の調査を始める。そして、浮き彫りになる子供の人身売買や虐待の現実。法律では裁ききれない闇に、二人はどのような光を当てるのか?シリーズ第二作。